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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 反抗期とぼやきのたま2歳8か月
2006年8月22日生まれの娘のたまは、今日で2歳8か月。保育園のお友だちやじいじばあばやテレビなど、あらゆるものを先生にぐんぐん吸収した日本語で、かなり高度なやりとりができるようになった。とくに切り返しがうまくなったというのが、この頃の進化。ギャフン(死語?)とわたしが言い負かされることがふえた。どこで覚えたのか、「やーだよー」と実にイヤ〜な感じで言うのが口癖になったので、「それやめようね。感じ悪いよ」と注意し続けてたら、「かんじわる〜い」が口癖に加わってしまった。
親に楯突く語彙が豊かになったのと同時に、微妙な「ぼやき」もうまくなった。たとえば、昨日の保育園からの帰り、大雨のなか無理矢理手を引きながら歩いていたときの会話。
わたし「ちゃんと歩きなさい。ほら、みんな歩いてるでしょ」
たま「あるいてないよ。じてんしゃだよ」
わたし「(うぐ!)……」
確かに、行き交う子供連れはレインコートにママチャリ。
たま「あーあ、たまちゃんもじてんしゃのりたいな」
わたし「……」
たま「ママとのれるやつ のりたいな。こどものかごがついたやつがいい。これはだめ」
などと歩道に停めてあるママチャリを見ながらブツブツ。さらに、
たま「どうして きょう たまちゃん ながぐつじゃないの?」
わたし「ごめんね。朝ニュースで天気予報見るの忘れたね」
たま「おかしいねえ。ちゅばさは みたのにね」
とイヤミが飛び出す。「つばさ」を見て天気予報をチェックしなかった母が悪うございました。
そして、帰宅してからの保育園ごっこでは、いつもは朝の登園の場面から始まるのに、「ニュースをみる」から始めるという念の入れよう。この先ずっとこの調子でやりこめられるのだろうか。知恵がつくというのは楽しみでもあり怖くもある。
「ペラペラとよくしゃべるのにまだおむつ」という子育て川柳を新聞で見たのは一年ほど前だったか。今はまさにそんな時期。保育園から持ち帰るおむつがゼロの日が続いた頃もあったのに、今は後退。でも、何度かに一度は事前にお知らせしてくれて、おむつの買い物は減った。トントン(おっぱい)は今月も卒業せず。無理にやめさせることもないかと思って気長につきあっているけれど、こんなに長くなるとは。ここまでわたしを必要としてくれるのは今だけかなあと思うと、親もなかなか卒乳できない。
あと4か月、8月22日で、たまは3歳。その誕生日と今井雅子の6本目の長編映画『ぼくとママの黄色い自転車』の公開日が重なった。作品もかわいいわが子、たいせつに育てていかないと。
今夜の子守話は、「あかくなった」シリーズ5連発。ピロートークというかわいい言葉を思い出し、子守話に「ピロピロ」とあだ名をつけた(小麦粉は「こなこな」、魚の骨は「ほねほね」などと繰り返すのがわが家流)。子守話だからピロートークではなくピローストーリー(pillow story)だろうか。たまは早速「ピロピロして」と使っている。先日の「あかいありんこ」の話が印象に残ったのか、「むしさん あかくなったのピロピロして」に始まり、いろんなものが赤くなるお話を次々とリクエストされた。
子守話60「むしさん あかくなったのおはなし」
あわてんぼの まっくろむしは ころんでばかり
すってんところんで ぬりたての あかいペンキのうえに ちゃくちした
まっかになった あわてんぼむしは
またまた すってんころりん ひっくりかえって
あかいせなかに くろいすなつぶひとつ ひっついた
しばらくあるいて またまたすってんころりん
ころぶたびに せなかに くろいすなつぶが ひっついて
ななかいころんで あかいせなかに ななこのくろいてんてん
ななほしてんとうむしの できあがり
子守話61「ひよこさん あかくなったのおはなし」
たまちゃんが ケチャップのチューブをいきおいよくおしたら
ピュウッと ケチャップがとびだして
とんでいったさきは ひよこさんの きいろいはね。
ひゃ〜たすけて〜。
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04月22日(水)
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