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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 一年ぶりにご近所仲間の会全員集合
食べることとしゃべることが好きで、会うとあっという間に半日経ってしまう時間泥棒なご近所仲間の会が、メンバーのY家のロンドンからの一時帰国に合わせて開かれる。メンバーにとっては家族行司と同じぐらい優先度の高い会なので、「打ち合わせが重なったらどうしよう」と心配したが、セーフ。「日本にいる限りは駆けつける」と宣言していた大阪在住・出張続きのミキちゃんも無事参加でき、去年の春の一時帰国(2008年3月30日(日)マタニティオレンジ259 一生ものの友だち、二世代目。)以来、一年ぶりの全員集合となった。
会場は去年と同じくK家。3時スタートで、和風アフタヌーンティー。さつま揚げ、菜の花、若たけのこ、牛肉のタタキ、ふきの煮たの……といった和食メニューと、イギリス土産のクラッカー&チーズがテーブルに並ぶ。わが家が持ち寄ったのは、季節は過ぎたけれど「おでん」。近所にあるおでん種専門店でゲソやらぎんなんやらごぼうやらの練り物各種をちょこちょことビニール袋いっぱいに買い込み、行きつけの豆腐屋さん「太田屋」で、がんもどき各種を仕入れた。
うちではおでんを作ったことがないので、昨日の晩に試作。ネットで調べてみると、流派がいろいろありすぎて、「何でもいいのだ」という結論に。「薄味で素材の持ち味を引き出す」「沸騰させない」「大根など味がしみにくいものは先に」「練りものは煮すぎない」「はんぺんは火を止める直前」などのアドバイスを得て、我流で2種類作ってみる。だし醤油を薄めたバージョンと、だし+こんぶ茶+塩の関西風バージョン。これで大根と袋(これまたレシピいろいろなので我流で。合い挽き肉、細かく切ったしいたけ、たけのこ、ごぼう、すりおろした人参とれんこん、桜えびと胡麻、軽く塩と黒みつを混ぜ、油抜きした寿司揚げに詰める)をことこと煮て、味を比べると、関西風が圧勝。というわけで、あらかじめ煮た大根を持参し、あとはK家の台所で関西風おでんを作らせてもらう。ワインから日本酒に移った頃に出すと、昼間のお酒によく合って、好評だった。
株大暴落の話、イギリスでは「産むとすぐ退院」する話(Y夫人のイズミさんは第2子マイちゃんを夜中に病院で産み、歩いて帰宅したそう)、日本の幼稚園おいくらの話(東京は3万前後が多いよう)、夫婦で水着姿を見たことある・ない話……なんてことのない話題をつなげているうち日が暮れた。
食後のデザートは日本橋高島屋で買って来た村上という金沢のお店の和菓子。いろんな種類の中から、どれがいいかなと品定め。「関西の『さくら餅』は、東京では『道明寺』っていうんだよね」「じゃあ、東京の『さくら餅』は、関西では何?」という話になり、そういえば、このタイプは大阪では食べなかったなあということで、東京版さくら餅をいただく。ぎゅうひがもっちりしていて、幸せ〜。「年を取ってからは和菓子だねえ」と一同しみじみ。とくにロンドンに住んでいるY夫妻は大きくうなずいていた。
4歳から1歳まで4人の娘たちは一年前よりは打ち解けた雰囲気。うちのたまは恥ずかしがり屋なのか、一人だけ輪から外れて親をやきもきさせたが、長時間の会の終わりのほうにはキャッキャと明るい声を上げていた。ホスト役のK家のまゆたんが3歳児ながら全員に目配りして気を遣っていたのには感心。もてなし上手のK夫妻に負けないホスピタリティーを見せてくれた。帰るときは、「たまちゃん、またね」とY家の長女ユキちゃんが手を振り、たまも一生懸命振り返し、ご近所さんの会2代目の親睦も深まった様子。2世代で旅行もしたいねと話す。
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04月12日(日)
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