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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 豚とクローバーとオレンジのトイレットペーパー
先日、表参道をぶらぶらしていて、青山通り沿いの文房具屋のショーウィンドウに積まれたトイレットペーパーと目が合った。店に入り、「これ、トイレットペーパーなんですか?」と尋ねると、「ええ、大ヒット中です」。値札を見ると、1ロール800円。おしりに使うにはもったいないお値段。「キッチンペーパーとしても使えます。切れ目がついているので紙ナプキンにも」という店員さんのひと押しで、豚模様とクローバー模様の2ロールをお買い上げ。〆て1600円也。ドイツのpaper+design社の、これはもう作品。トイレットペーパーのページの楽しいこと!
ネットで安く買えたりしないかしらん、と検索してみたけれど、やはり1ロール800円。調べるうちに「まっオレンジ」のトイレットペーパーがあることを知る。ポルトガルのRenova(レノヴァ)社のもので、他にブラック、グリーン(黄緑に近い)、レッドがあり、どれもトイレットペーパーでは見かけない色。mj YOKOHAMAというお店がいちばんお買い得だったので(6ロール入りが税込1890円→1100円)、2パック購入。わが家のオレンジのトイレットペーパーホルダーに負けない、目の覚めるような発色。エンボスの模様がついて、香りもついて、高級感が漂っているのも魅力。お客様が来たときに使ってみよう。
トイレットペーパーと言えば、アメリカに留学した二十年前、「TP」という動詞をよく聞いた。「I TPd him(彼にトイレットペーパーを巻いた)」「I will TP you(トイレットペーパー巻いちゃうぞ)」のように使う。誕生日の主役をTPしたり、パーティーの受け狙いでTPしたり、何かとTPの現場に出くわす機会があり、そのたびに「紙がもったいない」と思い、「この浪費はアメリカだなあ」と感心したものだ。生徒会役員の立候補者の演説ビデオ(事前収録したものを各教室で流していた)で、真面目くさって抱負を語る立候補者を二人がかりでTPしていた光景は忘れられない。長いものがあると巻きたくなるのか、日本にふんどし文化あり、アメリカにTP文化あり。
03月12日(水)
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