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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 円周率は音楽だった
今日の読売新聞に、国際数学オリンピックで2度目の金メダル(成績上位8%に与えられる)を獲得した高校生、片岡俊基さんのインタビューが載っていた。高校時代、数学といえば受験勉強だったわたしにとって、数字に壮大なロマンを抱く高校生の姿は何とも新鮮。宇宙に通じるような数学の奥深さに比べたら、目先の受験なんかちっぽけなもの、そんなスケールの大きさを感じさせる。「特技は電子オルガン」で、「数字を音符に置き換え、円周率を500桁まで暗唱する」とあるのも興味深い。

早速ネットで検索をかけてみると、すでに世界中で円周率を音楽にする試みが行われていることがわかる。以前、円周率を映像に置きかえて記憶している男性がテレビに出演していたが、音楽のほうがとっつきやすそうだ。実際にいくつかのサイトで曲を聴いてみた。メロディには破綻のない心地よさがあり、訴えかけてくるようなうねりもあり、数字を音符に置き換えただけとは思えない。置き換える法則の違いによってメロディが変わるので、同じ数字からまったく違う曲が生まれている。曲調もさまざまなアレンジがあり、円周率音楽だけでコンサートが開けそう。「円周率は神様からのメッセージ」だと断言するサイトもある。神様が思いついたメロディを円周率という暗号に託した、という想像には夢があり、理系音痴なわたしと数学との距離を近づけてくれる。
08月16日(木)
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