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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ マタニティオレンジ48 クリスマスプレゼント
小さな頃からクリスマスが楽しみだった。留学先のアメリカで、ひと月かけてプレゼントを選び、ツリーを飾りつけるクリスマスを体験し、ますますこの日が好きになった。集めたクリスマスグッズを緑に染めたワンピースに縫いつけ、クリスマスツリーに仮装して大学の卒業式に出たほどだ。なのに、娘のたまとはじめて迎えるクリスマスについては何の準備もしなかった。「そこまで手が回らなかった」というのが正直なところ。2006年クリスマスの記念に、娘やダンナにかさばらない贈り物を用意することだってできたはずだけど、買い物に行くより先にクリスマスがやってきた。
自分のことは棚に上げて、「プレゼントないの?」とダンナに言うと、「たまがプレゼントだ」とのたまう。「それを言うなら、わたしだって」となり、娘という授かり物が二人へのクリスマスプレゼントということで決着。お礼を言うなら、相方にではなく、生まれてきた娘にだろう。となると、やはり娘にはプレゼントが必要になる。「昨日の4/12才誕生会がプレゼントってことで」「そうだね。モノより思い出だ」と勝手に納得しているところに、ピンポーンと小包が到着。学生時代にお世話になった京都のメグさんから、ふわふわの手編みのカーディガン。「たまのことを想いながら編んだよ」とメッセージが添えられている。編み目のひとつひとつに気持ちが込められているようで、毛糸のあったかみ以上のぬくもりを感じる。思えば、たまが生まれてから、どれほどたくさんの心温まるメッセージや贈り物を頂戴したことか。真夏にやってきた小さなサンタクロースのおかげで、毎日がクリスマス、毎日がプレゼントの四か月だった。
12月24日(日)
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