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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ ヘレンウォッチャー【「子ぎつねヘレン」の夕べ編】
映画大ヒットを記念して開催された『「子ぎつねヘレン」の夕べ』で、ヘレンウォッチング。抽選で幸運を手にした親子40名を招いてレストランを貸し切り、第一部は太一役の深澤嵐君と美鈴役の小林涼子ちゃんを招いてのミニトークショーと、絵本『子ぎつねヘレンの10のおくりもの』の読み聞かせ&ハンドパペットショー。第二部は映画ロケ地・北海道の大地の恵みをふんだんに取り入れたディナーを楽しみながら親子で語らいを、という構成。

涼子ちゃん&嵐くんが撮影エピソードを披露したトークの後、迎えられたサプライズゲストは、フィギュアスケート選手の村主章枝(すぐりふみえ)さん。朗読初挑戦の本がいまいまさこの絵本だなんて、感激。氷上で見せる度胸と表現力を発揮され、情感あふれるストーリーテリング。やわらかな語り口、呼吸の置き方、ゆったりした視線の動きに、とても「らしさ」を感じる。
おくりものをひとつ読み上げるごとに、絶妙なタイミングで司会の女性が「みんなも動物と仲良くしてる?」「みんなにも元気になるおなじないある?」とゲストの子どもたちに問いかける形で合いの手を入れる。タイトーが数回行った絵本読み聞かせ&パペットショーで読み手をされていた方だそうで、さすがお上手。

パペットの動きも愛らしくて、つい顔がほころんでしまう。シーンに合わせてカメラやヘレンパンやタンポポも登場。そういえば、ゲストテーブルのお皿にはヘレンパンらしきものが……。おいしそう、と遠くから指をくわえて眺める。
読み終えての感想を求められた村主さんは、「途中でわたしが泣きそうになってしまって……」。聞いていた涼子ちゃんと嵐くんも「撮影や映画のことを思い出して、涙が出そうになりました」。この後マスコミ向けのフォトセッションと別室に場所を移して記者会見。14日のワイドショーとスポーツ新聞に注目。映画公式サイト(こちら)と文芸社サイト(こちら)にもレポートがアップ。
村主さんに「絵本を書いたいまいまさこです」と話しかけると、「大人になるとめったに絵本を読む機会もないですが、とてもわかりやすくていいお話でした」と言っていただく。雰囲気も話し方もやさしくて、包み込まれるよう。観るのは大好きなフィギュアスケートだけど、こんな形で氷上のアーティストとお話しできるなんて。これもヘレンのおくりもの!?
絵本は映画の大ヒットに口コミも手伝って、順調に部数を伸ばし、今週三刷が書店に並ぶ予定。映画を観て絵本を買い求めてくださった方もあれば、絵本に感動して映画館に足を運ばれた方も。おくりものにされる方も多いようで、「新学期のプレゼントにしました」のお便りも。いまいまさこカフェの感想ページでは、みなさまの感想を募集中。
04月13日(木)
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