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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 映画『子ぎつねヘレン』撮影中
■『ジェニファ 涙石の恋』ぶりとなる今井雅子脚本映画『子ぎつねヘレン』が5月中旬にクランクイン。現在北海道網走にてロケ中。映画『パコダテ人』、テレビドラマ『彼女たちの獣医学入門』、ラジオドラマ『雪だるまの詩』『タカラジマ』あわせて5本目となる北海道作品。そして、はじめての松竹全国公開作品。監督は『古畑任三郎』シリーズや『白い巨塔』を手がけた共同テレビの河野圭太さん。撮影と照明は『パコダテ人』でご一緒した浜田毅さんと松岡泰彦さん。主人公はもちろんキツネ(!)。と、獣医の矢島(大沢たかお)と一人娘の美鈴(小林涼子)、恋人でカメラマンの律子(松雪泰子)と一人息子の太一(深澤嵐)。人間とキツネという「親子」だけでなく、二人×二組の「親子」もテーマです。獣医一家を取り巻く登場人物として、藤村俊二、吉田日出子、阿部サダヲらが出演。どんな味を醸し出してくれるのでしょう。松竹では、『クイール』を超えるヒットをめざす意気込み。2006年春の公開に向けて、いまいまさこカフェも宣伝開始。まずは昨日深夜メルマガ『いまいまさこカフェ通信』を創刊。発行元を直前に変更したので、登録申請が間に合わなかった方々、ごめんなさい。創刊号はこちらで読めます。これからもへレン情報を発信していく予定なので、よかったら読者登録を。
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原作『子ぎつねヘレンがのこしたもの』
映画の原作は、獣医の竹田津実さんが自らの体験を綴った『子ぎつねへレンがのこしたもの』。笑いあり、涙あり、最後にじんわり優しい余韻を残してくれます。写真家でありエッセイストでもある竹田津先生のユーモアたっぷりの語り口と、かわいらしいヘレンの写真も魅力。ヘレンをはじめ入院患者たちの一瞬のいい表情をとらえた写真の数々は、ファインダー越しに注がれる動物たちへの愛情を感じさせます。同じく竹田津先生の書かれた『写真記 野生動物診療所 森の獣医さんの動物日記』もおすすめ。どちらもふりがなが振ってあるので、小学生から読めます。親子の会話が弾むきっかけになりそう。
06月01日(水)
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