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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ パチパチパチ!たま3才(一日前)
この物語のヒントは最近読み返している『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)。小学生にもわかる平易で美しい文章で「社会で生きるとはどういうことか」という哲学を語りかけ、何気ない日常が違った風景に見え、視界がひらけるような発見に満ちた本。その中に、食卓に上る食べものを逆にたどって、社会のつながりで生きていることに気づかせる章がある。学生時代の知って感銘を受けたけど、年を重ねた今読むと、より深く響いてくる。書かれていることと自分が獲得した気づきの内容が近づいて、共感するところがふえたせいかもしれない。この一冊が手元にあれば、人生の灯台になってくれると信じられる本。たまが活字を読める年になったら、贈りたい。

08月21日(金)
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