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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 「ドラマの種を花咲かせる」三丘同窓会総会講演
最新作の『わにのだんす』は、ラフスケッチの段階で「お金と言い過ぎ」という指摘を受けたことで「何のために稼ぐのか」を突き詰める絵本になった。何年か前に「金持ちより人持ち」という言葉に出会って以来、仕事を引き受けるよりどころにしているが、震災後、その想いはさらに強くなった。きらきら光る「金」は、自分を飾りたてることではなく、他者との関係の中に見出される。
最後に、ひとつの仕事が次の仕事を呼び込み、わらしべ長者のように今日まで続いていることを話し、「ドラマの種を花咲かせる」には、人と人のつながりを枯らさないことも大事だと締めくくると、ちょうど持ち時間の一時間になった。
懇親会までの15分の間に、用意した20冊ほどの『わにのだんす』サイン本が完売したと聞いて、驚いた。エンブックスの西川俊充さんも堺出身で、応援せずにはいられない情熱人だと紹介したことも後押ししたかもしれない。物販はおつりのやりとりが大変だけど、「千円で販売、本代との差額は桃柿育成基金に寄付」という事務局の機転に感心した。
懇親会では、ひっきりなしに話しかけられ、感想を頂戴した。皆さん、今のご自分の状況と重ねて、心に響くメッセージを持ち帰ってくださった様子。「元は取りましたか?」「低い鼻が高くなりました」などと講演から早速引用したスピーチが会場を湧かせた。
「伝力」が効力を発揮するには、それを受け止める「受信力」も必要だとあらためて思った。また、「受信力」の高い方は「伝力」も高いことを実感した。「伝える力、伝わる力」があわさって「伝力」なのかもしれない。
高校を卒業して19年目にして初めて参加した同窓会総会。それこそわたしは「おもろい」スイッチ押しまくりの心の傘は開きっぱなし。今日一日でうんと「人持ち」になり、母校がもっと好きになった。
招いてくださった方々、お手伝いしてくださった方々、聴いてくださった方々、ありがとうございました。
それから、お知らせ。
41回卒業3年6組の同窓会が8月4日に大阪で行われます。クラスメートの皆さん、そのときに。
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06月24日(日)
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