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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ オリンピックの今井雅子さんと第1回「今井雅子会」
まああ、まああと言ってるうちにだいぶ緊張がほぐれてきて、お互いどんな人生を歩んできたかを聞き合う。

ウィンドサーフィンも脚本も「独学」。そして「恩師に恵まれてきた」のも共通点。節目節目に自分を引き上げてくれる人との出会いがあった。

「今井雅子って姓名判断ですごくいいって知ってました?」
「知ってる知ってる」

自分は運がいいと思っていて、その運の一因かもしれない名前を気に入っている。もう一人の今井雅子さんも、そんな人で良かった。



「オリンピックの選手村っていっぺん行きたかったんですよ」
「私が選手の頃に知り合っていれば」
「うわあ〜残念」

オリンピックのときの話をわたしは根掘り葉掘り。

逆に「なんで脚本を書くようになったんですか?」と聞かれる。わたしは昔から書くことが好きで、もう一人の今井雅子さんは昔から海が好きだったらしい。

好きなものがぶれない、一途なところも共通点かも。

もう一人の今井雅子さんは『パコダテ人』の頃に「脚本家・今井雅子」の存在を知ったらしい。ネットで偶然名前を見つけて、へーえ、同じ名前なんだと思ったのだけど、「パタゴテ人だと勘違いして、前衛的な作品を書く人だと思ってたんです」。

勘違いが激しいところも、わたしに似ている。

それから数年後、予告編に惹かれて観に行った『子ぎつねヘレン』のエンドロールに「今井雅子」の名前を見つけ、「びっくりして涙が引っ込みました」。

いつか話しかけようと思いつつ機会を逃すうちに、朝ドラ「てっぱん」でまた周囲にからかわれ、勇気を出してわたしのサイトに書き込みに来てくれたらしい。



前菜、主菜、デザート、ひとつひとつをオーダーしながら「食べ物の趣味も近いですね」。デザートにはカフェオレで一致。

歩んで来た道のりも、見てきた景色も違うのに、もう一人の今井雅子さんは懐かしさのような親しみを覚える人だった。

わたしは車の免許を持ってないけど、もう一人の今井雅子さんは犬三匹を乗せてドライブする。でも、二人とも旅先で見知らぬ人に声をかけられて食事や宿を厄介になることがとても多い。

二人の今井雅子で旅行したら、どんな感じだろと想像してみた。

これから何をしたいのか、お互いの夢みたいなことも語り合う。二人とも「教える」ことをやっていきたいということで一致。そして「願いを言い続けていると叶う」という考え方もとてもよく似ていた。



「生きられなかったもうひとつの人生を見るよう」だったと詩的な感想を言ってくれたもう一人の今井雅子さんは、鼻筋がすっと通ってくっきりした顔立ち。人相占いをしたら、たぶんまったく違う結果になりそうで、そこが二人の人生の違いなのかもしれない。

追伸。11/12に書いた漢字一文字日記。

〈同姓同名ウィンドサーフィンの今井雅子さんとついに会えた11/9を漢字一文字で表すと「波」。波乗りの話。人生の波の話。初対面の緊張の波がおさまると、次々見つかる共通点に興奮の波が押し寄せ、波長が合う合うと実感。今井雅子会の波紋を広げましょうと意気投合。〉
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@junzo3501 初めまして。FB画面見ながら奥田さんの噂をしていました♪ちなみに、よく間違われますが出身は『パコダテ人』の函館ではなく大阪です。
posted at 20:50:13

震災の少し後 #たま語 QT @tamago_bot822 「ちょっと〜なにやってんの?おっぱいなんかみせちゃって。さむくないの〜?」と裸婦の彫像に。桜を愛でることまで自粛してしまったら日本の感動力が衰退してしまわないか心配。でも子どもの感性は元気(2011/4/2 4才7か月)
posted at 19:53:38


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