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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 「整理できないメモ魔」には「脳みその出張所」が必要だ
自信満々で応募したつもりだったけれど、一次審査にも引っかからなかった。これだけ内容を覚えていないということは、その程度の作品だったのかもしれない。残念ながらデータが残っていなくて、感熱紙のプリントアウト(ワープロで感熱紙印刷したものを、コピーを取って応募していた)は取っておいたはずだが、掘り出した頃に文字が読めるかどうか……。
会社勤めをしながらあちこちの脚本コンクールに応募していたので、通勤の行き帰りに思いついてはメモを取っていた、ミミズがのたくったような走り書きが何十枚もどこかに散乱しているはずで、今見ると、大ネタに化ける鉱脈があるかもしれない。自分が書いたことなのにまったく覚えていないことに驚く。
「恋愛秘話 竹久夢二 T13」ではじまる走り書きも見つかり、江戸東京博物館へ行ったときのメモだとわかるものの判読不可能……と思ったが、試しに「恋愛秘話」で日記内検索をかけると、2003年10月19日(日) 100年前の日本語を聴く〜江戸東京日和に引っ越し済みだった。
部屋の中も頭の中もとっ散らかった上に検索機能が及ばないが、データという脳みその出張所に書き写しておくと、ラクラク掘り出せて、なんとまあ便利。
10月29日(木)
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