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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 半径5メートルの幸せ。朝ドラ「つばさ」撮りきり&打ち上げ
梅雀さんには「目を見ているだけで気持ちをわかってくれた」と多部ちゃん。梅雀さんは「振れ幅の大きい役は好きですが、この役は大きいなんてものじゃなかった。迷うこともあったが、そんなときに多部ちゃんを見ると、的確にゆるぎなく存在していて、自分も自信を持ってやっていこうと思えた」と語り、「あんた、ほんとすごいよ。自慢の娘だ」と絶賛。

最後の高畑さんには「これ以上言うと泣きそうなので何も言いません」と多部ちゃん。「スタジオの壁の色、皆さん一人一人の顔、あの時計が今日は違って見えます」と高畑さん。放浪の母という難しい役を負い、「早く終わらないかなあと思ってあの時計を見ていたこともあった」という。「今夜は酔っぱらいが渋谷に二体(加乃子とつばさ?)転がることになると思います!」。この正直さ、潔さが高畑さんの魅力。「今、気になる女優はと聞かれたら、多部未華子と答えます。なりたい女優はと聞かれたら吉行和子と答えます」。どんな現場でも愚痴をこぼさず役に徹する吉行さんの姿に、こんな女優がいるのかと感服したそう。

多部ちゃんにはチーフディレクターの西谷真一さんと脚本の戸田山雅司さんから花束贈呈。このときだったか、打ち上げのときだったか、「皆さんにはとんでもないことをやらせてしまいまして」のようなことを戸田山さんがコメント。

NHK側からの挨拶の後、フォトセッションがあり、つばさ以外の玉木家と翔太を残して、他のキャストはレッドカーペットを歩んで退場。玉木家+翔太が今後の見どころや作品の魅力を紹介。「これまでにまいた種が刈り取られていくのでますます見逃せません」と高畑さん。「家族の絆を諦めちゃいけないってことが最後まで描かれている」と梅雀さん。「総集編でも話は進みます」と後藤P。「女の一生をきちんと描かれている。女として言われたいことが書かれている」と吉行さん。添え物的なおばあちゃんではなく玉木千代という一人の女性として描かれたことをとても喜び、面白がってくださっている。「どんでん返しを楽しんで欲しい。大きくなった大谷翔太を見て欲しい」と小柳くん。撮影の10か月でいちばん変化したのは「やせて10キロ太ってまたやせた知秋」と梅雀さんは言い、「未華子ちゃんは慈悲深い顔になっていった」。

そこに戻ってきた多部ちゃんもインタビューに加わる。「今いちばんやりたいことは?」の質問に、「この後の打ち上げでいかに盛り上がれるか。この日を笑顔で迎えられるためにみんな頑張ってきたと思うので」と多部ちゃん。「投げ出したくなったこともあったけど、みんなに励まされて今日まで来られた」と正直。つばさというキャラクターに対して一言かけるとしたら、「つばさはとてもいい子なので……もうちょっと休んだらと言ってあげたい」。「10か月頑張ったご褒美に何が欲しいですか」という質問の答えは、「もう台詞を覚えなくていい」こと。「川越で一番印象に残った場所は?」の答えは「グラウンド」。翔太との別れや、これから放送の22週など、グラウンドでのロケは何度もあって思い出深く、「なんてことのない場所だけど、そこで季節を感じた」という。「つばさ」での一番の収穫は、「お芝居を楽しんでいる、お芝居が好き、と恥ずかしげもなく堂々と言い切る役者たちに出会って刺激を受けた」ことだとか。そう語る多部ちゃんの目も生き生き、キラキラしていて、こんなにキレイな子だったっけと吸い込まれた。

取材が終了し、104スタジオに移動して、スタッフとキャストの記念撮影。最前列の戸田山さんと後藤Pの間から顔を出すという好位置に入れていただく。宅間さんがぽてと君を、3番手のディレクターの福井充広さんがあまたま君をかぶっている。一枚目は真面目に、あとは「つばさー!」のかけ声とともにガッツポーズで。この写真は家宝になりますな。

2番手のディレクターの大橋守さんが、近くにいた方々に紹介してくださる。今日が初対面の方、一方的に存じ上げている方がほとんど。万里役の吉田桂子さんに、初めましての挨拶。彼女のブログの立ち上げを大学時代の友人、松本拓也君が偶然手伝っていたご縁があり、その話をした。


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08月14日(金)
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