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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 朝ドラ「つばさ」ファンミーティングin川越
クレアモールからそのまま続いている石畳の大正浪漫夢通りは、川越のお気に入りの道。そこを通ってスタンプラリーの2つめのポイント、「時の鐘」へ。3つめの「まつり会館」を経て、最後は「菓子屋横町」。前回気に入った楽楽ベーカリーに立ち寄り、メロンパンとさつまいもあんのあんパンを買う。蔵造り通りに引き返し、前回試食で満足しまって買い物しそびれた「まめ屋」さんできなこ豆(一番人気だそう)、こがし豆、あまなっとうを買う。蔵造り通りを渡ったところの亀屋さんで「亀どらのつばさ」を買う。この白あんのファン。

ファンミーティングの会場に着いたのが、開演一時間前。ロビーで展示に見入る人々を見て、胸が熱くなる。こんなにたくさんの「つばさ」ファンが集まっている場面に遭遇したことがなかったし、一人一人が発する好意的な熱気が、なんともあったかくてワクワクする空気を作っていた。とくに「つばさ」に寄せられた応援メッセージが貼り出されたコーナーでは、いちだんとそれが感じられた。細かい文字を子どもや年配の方に読み上げる人の姿が目立ち、感想を共有する瞬間に立ち会えたような感激を味わった。小道具が並ぶショーケースの前では「2週目に出てたあずさ2号だ!」「ベッカム一郎のパンフ、中身まで作ってある!」「ヒロリンのブーメランだ!」などと楽しそうに語り合う姿が見られ、これまた幸せな光景だった。映画公開の劇場でも展示をやったりするし、公開中のイベントには熱心なファンの方が集まるが、それを濃縮したような高揚がロビーを満たしていた。半年も公開が続く映画はなかなかないが、半年も放送が続き、その間に幾度もお祭りを楽しめる朝ドラに関われたことを幸せに思う。

展示の衣装、いちばん右は翔太のいた宮崎ポロナティーヴォのユニフォーム。その左はラジオの男のスーツ。そして、左の二つは? こんな衣装あったっけ、と首を傾げて説明の札に目をやると、「のど自慢のときに竹雄と加乃子が着ていた衣装」とのこと。あまたまのような巨大アフロに目を奪われ、その下の衣装の印象が負けていた。マネキンにもアフロをかぶせていて欲しかったけど、あのアフロはいずこへ?

甘玉堂の看板(これは立派!)の向こうから顔を出して写真を撮る人多し。こういう美術や小道具は撮影が終わると、どこへ行くのだろう。

6時半少し前からNHK埼玉局長、川越市長が挨拶。今回は定員の6倍の応募があったそう。川越市民会館の客席数は1261だそうで、その6倍となるとすごい数。続いて、幕の向こうで準備が整うまでの間を後藤高久チーフプロデューサーがトークでつなぐ。石を投げないで」「席を立つ時はトイレですとわかるように」などとお得意の関西ノリ。「今日の皆さんのテーマは、つまらなくても笑うこと」「笑いは人間だけに与えられた救済」などと説く。客席がほどよくほぐれ、主題歌のインストが歌版に変わり、盛り上がったところで幕が開くと、真瀬社長(宅間孝行さん)、ロナウ二郎(脇知弘さん)、玉木つばさ(多部未華子)が舞台に板つきで現れ、場内にどよめきのような歓声と拍手が沸き起こった。


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08月01日(土)
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