ID:93827
脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
[786563hit]

■ 朝ドラ「つばさ」第16週は「嵐の中で」&「ラジオぽてとin渋谷」
宅間さんは、第9週「魔法の木の下で」の優花と心を通わせる場面。抱き上げた瞬間、「くさい!」と優花が逃げる演技に、「あれはアドリブ?」と視聴者からの問い合わせが多数あったそう。優花ちゃん役の畠山彩奈ちゃんの演技がそれほど真に迫っていたということ……と話題は真瀬より優花に集中。

最後に多部ちゃんが選んだのは、第10週の頭でラジオぽてとメンバーが川越キネマに優花ちゃんを迎える引っ越しを総出で手伝う場面。その理由をビデオレターの中で「ぽてとメンバーのもうひとつの家族らしさがよく出ているから」と多部ちゃん。彼女らしい(つばさらしい)選択。「僕は手伝えよ、と思いましたけど」と後藤さん。この場面の最後でつばさと伸子は座っておしゃべり。その後ろで荷物を運ぶ二郎が転んでいるのだが、転んだのはアドリブだとか。ROLLYさんは「本当は冷蔵庫ぐらい一人で運べますが、あの場面は重いフリをしていたんです」(たしか実家が電気屋)と勝ち誇るが、「あれ? さっき、あれは重かったって言ってなかったっけ」とすかさず真瀬さんが突っ込む。

ROLLYさんが「受けを取った場面」として紹介されたのが、第15週で真瀬が「お電話代わりました」と受話器を奪う瞬間。肘鉄を食らった浪岡の眼鏡が吹っ飛び、あわててかけ直しているのだけど、わたしは見落としていた。スローモーションで観ると、ますますおかしく、会場は大爆笑。眼鏡が飛んだ瞬間、ROLLYさんの頭の中では「ここで演技をやめるべきか、続けるべきか」の二択がよぎったが、「おいしくなるかも」と判断して続行。よく見ると、真瀬もつばさも顔が笑っているのだが、「ぽてとが話題になって喜ぶ場面だからいいでしょう」と宅間さん。「高槻出身のROLLYさんには、すぐにかけ直すんじゃなくて、這いつくばって探してほしかったな」のような突っ込みをすると、「やってましたね、あれは」と負けず嫌いなROLLYさん。あの一瞬で?? 松本さんの「もう一回観たい〜」に応え、結局3回再生。

多部ちゃんが再びビデオレターで登場し、これから20週までの特別ダイジェストを上映。川越の重鎮、城之内エンタープライズを仕切る房子(冨士真奈美さん)が登場したり、真瀬と翔太のつかみあいがあったり、真瀬の胸で泣くつばさがあったり、竹雄と麻子が怪しい仲になったり、包丁がぎらついたり……短い時間に「!」の連続で、会場は「ええっ」とどよめいた。これからの「つばさ」もますます目が離せません。

最後はROLLYさんのギターに合わせて「あなたが好き」を合唱。ファンミーティングのことを略して「ファンミ」と呼ぶそうだが、三位一体ならぬ「ファンミ一体」ないい雰囲気。今日集まった方のつばさ熱は相当なもので、「川越へ行かれたことのある方?」の問いかけに、ほぼ全員と思われる数の手が一斉に挙がった。川越で開催中のつばさ展ではスタジオセットの再現も見られるそうで、これを目当てにまた行ってみたい。

会場を出て、スタジオパークへ。撮影日には上からセットをのぞけるコーナーがあるが、今日は撮休日。つばさ出演者のサインはそれぞれの役者さんの個性が出ていて、読み物としても面白い。たまがいちばん喜んだのは、「おかあさんといっしょ」のビデオコーナーと飲食コーナーの横浜豚まん(280円。大ぶりで予想以上においしい)だった。

さて、明日からの第16週は「嵐の中で」。8、9週で登場した横矢みちる(山本未来)が再び登場。彼女が取材している河川敷に住むホームレス(永島敏行)が実は翔太(小柳友)の父で、父子をつなげようとするつばさ(多部未華子)と拒む翔太(小柳友)の関係に波風が立つ。さらに、真瀬に思いを寄せるみちる、つばさをますます意識する真瀬も加わり、川もあふれる、思いもあふれる一週間。小豆の煮え方から台風接近を察知した竹雄(中村梅雀)は、防災で存在感を発揮しようと試みるが、防災グッズの「防災くん」を売りさばくことを思いついた加乃子(高畑淳子)に相手にされず、心穏やかでない。


[5]続きを読む

07月12日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る