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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ なりきり芝居で女優開眼!?たま2歳6か月
わたしがパソコンに向かっていると一人で遊んでくれる物わかりの良さに甘えて、ずいぶん仕事をさせてもらっている。でも、我慢をさせていることもわかっている。原稿をひとつ片付けられたので、夜は一緒に布団に入り、好きなだけ子守話を聞かせることに。「カンガルーする」と言って、おなかの上にぺたっとのっかってきたので、最初は「カンガルーさん ぴょん」のお話。「カンガルーちゃん、ママの袋から飛び出さないように、しっかりつかまりなさいよ」。ぴょんぴょんはねながら動物園を探険。お友だちの動物たちを訪ね歩いた。続いて、「ぞうさん パオーンのおはなして」のリクエスト。お誕生日にちなんだお話にしてみた。
このところ定番の「きりんさん とべないの」のお話や「ちょうちょさん とべないの」のお話が続き、最後はいまいちばんのお気に入りの「パパひとりぼっち」のお話。パパが家に帰ったらママもたまちゃんもいなくて、パパが一人でお留守番しながらカレーを作る。いいにおいがしてきたところでピンポーンと鳴り、ママとたまちゃんが帰ってきて、みんなでカレーを食べるというお話。話すたびにピンポーンでやってくる人が増えて、じいじやばあばや保育園のお友だちもやってくる。たまちゃんが帰ってくる前に郵便屋さんがパパあてのラブレター手紙を届けて、パパがはりきるあまりにカレーが辛くなったところにバナナや豆腐を届けてくれるお客さんが現れたり、おばけが来たり、ピンポンダッシュで逃げて行く人も。「あ、ぎゅうにゅうがないよ。かいにいこう。コンビニちかくにあるよ」。カレーを食べる前、日付が変わる頃に寝ついた。
子守話47 ゾウさんパオーン
あるひ パパゾウとママゾウとタマゾウが もりへあそびにでかけました。
「パパはおしごと ママはおせんたくをしてくるから
タマはここであそんでいてね。
なにかあったら、あいことばはパオーンよ
パオーンとないたら あつまりましょう」
ママがそういって パパゾウとママゾウは
もりのあっちとこっちへいってしまいました。
タマゾウはしばらく ひとりであそんでいました。
おともだちのこどもゾウたちは パパやママといっしょで
おおきなプレゼントまでもらっているのに
タマゾウだけひとりぼっちでした。
「パパもママも いそがしいんだ。タマゾウのこと すきじゃないんだ。
きょうが タマゾウのたんじょうびだってこと わすれているんだ」
タマゾウは かなしくて さびしくて パオーンとなきました。
すると、パオーン、パオーン。
パパとママのこえが もりのおくのほうからきこえました。
タマゾウがこえのするほうへ むかってみると
そこは いちめんのおはなばたけでした。
おはなのかおりにまじって ごちそうのいいにおいがしました。
「パパとママだけ こんなたのしいところにいて ずるい」
タマゾウが はなをまるめて すねていると
あたまのうえから はなびらがふってきました。
ながいはなで はなびらのシャワーをふらせているのは
パパゾウとママゾウです。
「おたんじょうび おめでとう」とパパゾウ。
「タマゾウにないしょで パーティのじゅんびをしていたのよ」とママゾウ。
みると タマゾウのおともだちのゾウたちが
パパやママといっしょに ぞろぞろとあつまってきました。
みんながもっていたおおきなプレゼントは
タマゾウにあげるたんじょうびのおいわいだったのです。
タマゾウは びっくりして うれしくて なみだがでてきました。
はなびらのシャワーが なみだをかくしてくれて よかったとおもいました。
02月22日(日)
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