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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ シナトレ7 紙コップの使い方100案
金魚鉢 金魚をすくう(昔、死んだ金魚をすくったことを思い出した)
落ち葉を集める、から基本を思い出す。
ゴミ箱 ちりとり 灰皿 検尿
ベランダの花を活けなくちゃ。
花瓶
他にベランダで使うものといえば、
キャンドルホルダー 洗濯バサミ受け
キャンドルといえば、
キャンドルを固める
固めるといえば、
雪を固める 
雪といえば、
雪かきシャベル 雪だるまの帽子
かぶりものつながりで、
鼻にする 耳にする さるぐつわにする 目隠しにする 大切なところを隠す 
身に着けるものつながりで、
腕輪 首輪 足かせ ギブス
おもちゃにするのを忘れていた。
手品 糸電話 丁か半か 輪投げの的 転がす 蹴る 投げる 犬のおもちゃ(歯がため) 赤ちゃんのおもちゃ ドラム 音が鳴るものを入れてつなげてマラカス
ここで100案超えたけれど、重複してるっぽいものも多いので、余分にもう少し。中の詰め物をぎっしりにしたら、
ダンベル まくら 重石
ひっくり返して、
アリ相撲の土俵 ネズミの傘 小人のテーブル
そうか、使う人がうんと小さかったら、まだまだ出てくる。
小人の船 小人の風呂 小人のプール
そろそろ百案。
割れものを守る ラッピング材 音響をよくする 部屋を飾る
110案超え。苦しくなると、こんなのが出てくる。
並べてベッド サンドバッグ(ストレス発散) 肘置き 紙吹雪 リサイクルする 燃やして暖を取る 灰を肥料にする
これで121案。大学を出てからコピーライター時代も脚本を書くようにかってからもブレスト道場で百戦錬磨したおかげで、頭はさびついてない様子。視点をどんどん変えていくこと、連想でどんどんつなげていくには持ちネタの引き出しの数がものを言う。その引き出しが、年の功で充実してきたようだ。まだ引き出しが少ない場合は、雑誌や新聞やネットを脳みその出張所に使えばいい。雑誌のページをアトランダムに開いて、紙コップを置いてみる。花のページなら花瓶、魚のページなら金魚鉢、車のページなら灰皿、という風に、そのページにあるものと紙コップの接点を見つけていく。

大事なのは、出てきた答えよりも、それを引き出す過程にある。脳みそに嵐を起こして、在庫確認と整理をしつつ使える情報を選び取るブレーン・ストーミングの作業は、頭の引き出しを使いやすくする。脳のウォーミングアップにかかる時間が短くなり、エンジンがかかるのが早くなる。こじつけでもひとつのモノの可能性をつきつめて考える練習をしておくと、「新製品の売り出し方法」などに応用したときにもひらめき確率がアップする。脚本を書く場面では「主人公の職業」「男女の出会い」などを何通りものパターンから選びとる作業が発生するが、そんなとき、短い打ち合わせ時間の中で光る組み合わせを思いつく瞬発力がモノを言う。学生だったら、入社試験の制限時間内に最大限の発想力を発揮しなくてはならない、という状況の時に、筋トレの成果が出る。「消しゴム」「手ぬぐい」「縄跳び」など、身近にあるものを例題にやってみると、めきめき力がつくこと間違いなし。

10月27日(土)
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