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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 『パコダテ人』ロケ2 キーワード:対決 
■昼食はハセガワストアのお弁当。破格で提供していただいているらしい。あおいちゃん、一沙ちゃん、粟田さんが所属するヒラタオフィスのマネージャー、小山さんと仲良く並んで食べる。小山さんとは昨日挨拶だけして、今日はじめてちゃんと口をきいたのだが、早速意気投合。シナリオを読んだときから「どんな人が書いたんだろ」と興味を持っていてくれたとのこと。見回すと、大人たちが黒板に向かって食べている姿は、ちょっとヘン。あおいちゃんの写真集を撮っている加藤さんが「給食を思い出しますね」。シネマネーのライターの岩村さん、スチールの石川さんも「教室でごはん食べるのなんて何年ぶりだろ」。壁に貼ってあるプリントや時間割りも懐かしい。年代物のヒーターには凝った模様が入っている。レポーター対決
■昼食後は玄関前で登下校シーンを撮影。出演のエキストラは柏稜高校の学生さんたち。レポーターがひかるを取り囲むシーンにはSTVやFMいるかのレポーターが出演。ズームイン朝でおなじみの森中アナが「ピトコト! ピトコト!」とひかるを追い回す。いい声だ。■出番待ちの勝地涼君(隼人役)に挨拶する。涼しい目に惑わされて、クールな人だと勘違いしてはいけない。拍子抜けするほど気さくでよくしゃべる。勝地「ディズニーシー行きたいですねー」 わたし「あそこ、お酒飲めるんだよ」 勝地「ですよねー」 わたし「でも、未成年だよね?」 勝地「誰が飲むといいました?」 わたし「(グ……)」 こいつ、なかなかやるではないか。かと思ったら、勝地「僕、今年受験なんですよ」わたし「大学どこ受けるの?」 勝地「いえ、高校受験です」 わたし「(ゲ……まだ中学生?)」 あおいちゃんの妹(六才!)と会話が弾むのも無理ないか。わたしよりも年近いもんね。ぶっ飛び頭対決
■今日は出番のないみちる(松田一沙)がふらっと遊びに来たので、挨拶する。プロフィールの写真とは別人で、みちるそのもの。「わたしもちょっと前までこんなアタマあったんだよー」と言う。赤、黄色、ピンクのヴィヴィッドな爪は自分で塗ったのだそう。役になりきっているようで、うれしい。表情がくるくる変わるところもみちるっぽい。強気対決
■撮影場所を体育館に移し、バスケシーンの撮影。登下校風景で出演してくれた生徒たちはバスケ部員だったらしく、パスもシュートも決まってる。広子と保奈美も負けじと頑張っていたが……これ以上は書かない。午前の飛行機で東京に帰るはずだった三木プロデューサーは、なぜかジャージに着替えて、体育の先生役。かなり無理がある。わたし「こんなことしてる場合なんですか?」 三木「まだ明日の撮影で借りる車の話がついてへん。落Zオーバーやからなあ」 わたし「厳しいんやったら、わたしのギャラから引いていいですよ」 三木「そんなもん、最初からありませんよ」 わたし「(ゲ)。……助成金があるやないですか」 三木「出るかどうかわからんものを当てにできませんよ。あなたは呑気でいいですねー」 わたし「強気と言うてほしいわぁ。パコダテ人に助成金が出えへんかったら、どの映画に出るっちゅうんですか」話している前で撮影は進み、前田監督が「うーん。ええけどもう一回」「別のパターンもやってみよ」とテイクを重ねている。それを見て、三木「またフィルム代がかかる。現像代がかかる。どないしよ……」。>シッポ対決
■生徒部分の撮影が終わると、「追加のシッポシーンを撮るでー!」と監督。急きょ高校生、ボランティアスタッフの女の子たちにまじってシッポをつけ、出演することに。学校前の電停に一列に並び、市電に向かって踊り狂うという、とってもおバカなゲリラ撮影。隣に並んだ星模様シッポの子がノリノリで、すごく気持ちよく踊れた。市電の乗客は呆気に取られていたけど。
姉妹対決

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09月24日(月)
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