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ねろえび日記
by のり
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■ 小笠原騒動
五月歌舞伎 小笠原諸礼忠孝 通し狂言 小笠原騒動 京都南座
席は2階の5列(最後列)センターブロック。う〜ん、天井が低いから圧迫感がある。花道はセリのあたりがギリで、あとは見えないし、客席で繰り広げられた小芝居は全く見えなかった。

さて、お芝居の感想はといえば。
いのうえ歌舞伎を見慣れていると、本家の歌舞伎はとってものどかに見える。通し狂言なので、合計1時間の休憩を除けば、ほぼ新感線サイズのお芝居。場面転換の時はとんてんかんとんてんかんしてるもんなあ。客もまったり待っている。そう思うと、新感線のセットチェンジのスムーズさとか盆の使い方の巧みさとか、上手すぎるなあ。

や、「小笠原騒動」の話だ。
まあ、過度な期待は控えてたのでそこそこ楽しめました。

七之助くん演じるお大の方の登場って、養父を絞め殺すシーンからなのね。すげー。悪女悪女。一気にテンションが上がったのだが、その後は大して活躍することもなく。もう一役のお早のほうも早々に殺されちゃうし。最後の勢揃いの時もストーリーの展開上いなかったのよねえ。残念。

でも、殺し殺され化けて出ると、ある意味フルコースの七之助くんが見られたのは、よかった。
顔だちや姿も好きだが、声と台詞回しがいいねえ。びっくりしたところとか、秘密の話なのに思わず大きな声を出して「てへ」(てへて)となるところとか、チャーミングだ。切々とした演技はグッと来る。

勘太郎くんも出番が少なかったような気がする。あ、水車小屋のシーンがあったな。

なんといっても、橋之助おじさんが大活躍。
愛ちゃんもいい役だった。白狐かわいい。


三幕目の岡田良助の家のシーン、見せ場だとは思うけど、長すぎだ。

本水を使った水車小屋の格闘シーンは、壮絶迫力というより子どもの水遊びだった。それもまあ可愛かったけど。

田舎娘の怪しい九州弁もなんじゃこりゃだったが、トドメに「ごめんねーごめんねー」(U字工事)をやるとは。


どろどろしたお話の割に全体的にライトな趣きでした。
05月09日(土)
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