ID:92433
ねろえび日記
by のり
[1304987hit]

■ 『(タイトル未定)』改メ『アボカド』
・商品説明がなかったけど、眼鏡は謝る時の装飾品なのね。
・この時、“本来眼鏡”の黒フレームがカッコよかった。

・今まで一人何役かを演じる作品をいくつかやってきたけれど、これまでの最多出演者が登場する作品。えーと40役くらい?
・つっても、奥田先生が出席を取ってるのだが、
・なんだけど、朝の教室の情景と、飲み屋で同窓会を計画する大人になった高橋と千葉と、その後のクラスメイトたち、と王さん(飲み屋従業員)が交錯して、すんごいことになっている。
・オチもちゃんとある。

・「白鳥の湖」のBGMに乗せて部屋を掃除するバレエもどき。
・結構バレエなのと、部屋(映像)がキレイになっていく見せ方の見事さが快感を呼ぶ。

・「不完全なタイトル」
・映画のタイトルを1文字消して違う言葉にしてその状況を表現。
・「積木くずし」→「積木ずし」これはまあ予想の範囲内。注文は「おうち」「レゴ」「ジェンガ」
・こんな感じでわりとわかりやすい意味のある笑いのネタが多かったかな。つまり駄洒落。
・「ボクサー」→「ボサー」「どついたるねん」→「どいたるねん」
・「危険な情事」「自転車泥棒」「Wの悲劇」などなど、数は多かった。
  
・「ハリケーン」が「ハケーン」になって、電話で「ジェーン、来週、どこそこで発生して、どこやらを北上し、なんとか海海上で消滅してちょうだい」とか「あ、カトリーヌ、今すぐフロリダを直撃してちょうだい」(台詞てきとー)なんてのは相当可笑しかった。
・「カサブランカ」→「カサブンカ」のシュールさも好みだ。ちゃんとあの有名な名台詞に繋げていた。
・「身代金」→「代金」は読みも変わるのだ。

・ジョニー・デップ出演作が結構あって、あら!「パイレーツ・オブ・カリビアン」とか「プラトーン」とか。ネタとしてはモヒトツだったけど。

・が、本編終了後に披露してくれた没ネタの「シザーハンズ」→「シザーハン(シザーはん)」は、私は傑作だと思ったよ。贔屓目もあるけど。
・京都の呉服屋に就職したシザーはんは、ハサミの手でお得意様用の反物を“くるくる”して、“ちょきちょきぼろぼろ”にしてしまって、おかみさんに叱られる。そこにウィノナはん(笑)が現れて、反物をよう見てみなはれと言うと、見事にガンダムキャラオンパレードの切り抜きにしてあって、お得意様(ガンヲタ)に喜ばれまっしゃろという話。
・エドワードが京都の呉服屋で働いているというバカバカしい設定と、切り抜きとかウィノナ(役名じゃないけど)とか意外と映画の内容をちゃんと入れているという点で、ポイント高いんだけどな、私としては。

・ラスト、命を懸けた芝居
・自分は役者として演技に命を懸けたことなんかないが、今この舞台で命を懸ける芝居をしてみたいと思うとか言って、物々しい装置と物々しい格好のスタッフが出てくる。
・金属のフレームからワイヤーが垂れ下がっている。
・私は、物凄く怖いことをやるのかと期待、もとい戦慄した。
・実は、首でも吊るのかと思ったのよ、不謹慎で、ごめんっ!
・実際はワイヤーに2個のボウリングのボールをぶら下げてブラーンブラーンさせてそれをかいくぐって、かつ自然な身のこなしで喫茶店のウエイターを演じるという作品。
・……だって、フキコシなんだもの。


いつもながら、バカバカしいことに全力を注いで驚くほど面白く見せるフキコシの思考回路や感性それを的確に表現する豊かな演技力と高い身体能力に感心。
しつつ、ちょっとだけ精神性を感じたりして(修行僧的なモンか?)、ちょっとだけきゅんとする。
快感すら憶えるステージだった。

何回かカミカミだったのが、わずかに惜しかったね。私の中では、ソロ・アクトの吹越満は完璧な男のはずなので。

03月05日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る