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ねろえび日記
by のり
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■ 新堂本兄弟 生放送SP/ムーブ!/阿修羅城の瞳
そんな事情で、好きなシーンを1コ、2コ……とマークして行けたまったり具合。

全体の感想としては、映像は凄いが話は「あ、これだけなのね……」
出門とつばき(阿修羅)の愛と戦いの部分、エッセンスだけを抽出した作品で、ちょっと拍子抜け。
監督はそれを意図していたらしいが。

染五郎は顔のパーツが中央に寄った作りなのが苦手であまり好みのタイプではないのだが、それでも、ヒィ〜カッコイイ〜と思わせてくれるシーンが沢山。殺陣とか見得の素晴らしさはさすがです。中村座での芝居のシーンは「本物」だもんね。
芝居がはねて、楽屋でザンバラ髪、化粧を落としているシーンがめっちゃ色っぽかった。あと、むろん各種立ち回り。

宮沢りえは、前半の前髪あり黒髪のつばきの時が顔だちといい盗賊の衣装も着物姿も好みのビジュアルだった。少年っぽさもありサバサバした可愛らしさもあり。台詞も「ナンダコレ?」とか女くさくなくて軽やかで愛らしかったなー。ただ肩を出すと痩せぎすの身体が痛々しくてちょっとナエ。
盗賊団や曲芸団のメンバー引いては阿修羅王のわりに着物姿での走り方が鈍くさくて運動神経ないやろなーと思わせる。
なもんで、ラストの阿修羅としての出門との殺陣は誤魔化しっぽい気がした。白い衣装は王女さまのようで綺麗だったけどね。

話は前後するが、隅田川での2人の出会いのシーンが印象的で素敵で、「東海道四谷怪談」の舞台稽古につばきが乱入するシーンが面白さ、チャーミングさ、カッコよさがてんこ盛りで、私はこういう軽やかな味が好きだワ。
椿の簪を取り戻しに来たシーンもよかった。妖術「緋の糸しばり」もミモノだったのだが、自分的には出門の黒地に白でアンモナイトやらオーム貝の文様の着物がセンスよすぎで目を見開きました。

出門の傷をつばきがナメナメするシーンは、ココ凄いと思わせたいんだろーなー、意図がミエミエ、としか思えなかった、ごめんね。

四世鶴屋南北(小日向文世)が面白かった。鬼に襲われるかもしれんのにただただ貪欲に面白い話を求め続ける、ある意味狂気の戯作者、天晴れ。


パンフレットが豪華。写真よし、テキスト充実。



どんなもんヤ!
オレがヒゲをはやしちゃいけませんかと居直る光一さん、「もてへん王子」「王様なりかけ」等々2人の会話が可笑しかった。

05月02日(月)
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