ID:91521
こたえはきっと心の中に
by しづき
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■逃したくない美しい瞬間
堂島:そうですね。ちょうど曲をかけてもらう前にしてた話からつながるんですけど、3年前ぐらいから自分なりに自分が何で音楽やってるのかとか、どういう音楽をつくりたいのかっていうテーマとかキーワードみたいなのがすごく見つかって、目の前が曲のタイトルじゃないですけどクリアになって、そこから走り続けてきた3年間っていうのが今回のこのアルバムに収録されてるって感じなんですね。そういう確固たる自分で音楽をやる上で大事なものみたいなのが見つかったとうのが『FIRST BEGINNING』ていうか、初めて本当に自分が始まっていく感じっていうのを感じたんで。それまでももちろん自分なりにはやってきてるんですけど、大きな変わり目だったので。

DJ:じゃあ、今回、本当にハジメテっていうのを意識した曲がたくさん入ってるってことですね。

堂島:そうですね。常に新しい興奮とか刺激を求めて毎日やってきてた感じとか。すごくいろんなことに挑戦していって、常に自分越えというか、ジャンル越えとかですね。いろんなものを飛び越えて、自分にしかできないものを作りたいなと思う気持ちがすごく強くて。自分で自分の風を起していく、そういうキッカケが、作品を聴いてもらえると、いろんなとこに転がってると思います。

DJ:いま手元にあるんですけど、野球のミットとボールを持って。まあ、ネクタイしてるんですけどね。これ、草野球とかってされるんですよね。

堂島:そうですね。ミュージシャンの友達とやったりするんですけどね。

DJ:何か関係あったりするんですか?

堂島:野球自体はそんな関係なかったんですけど。単純に僕が草野球やってた、去年の秋ぐらいから始めてやってる、というトピックがあって。『FIRST BEGINNING』のジャケットを作るときに、色として白というのをイメージしているところがあって。なおかつアクティブというか、動き出したくなるようなシャープで動きのある感じを、なんとかジャケットで表現したいなんて言ったら、白って言葉から連想されるのスポーツって野球ぐらいだと思うんですよ。白球とかね。そういうところで、「じゃあ堂島君、野球やってるんだったら」みたいなのもあって。

DJ:メンバーの方もちらっと写ってるんですが、堂島さんと前回から一緒にされてるメンバーの方でしょうかね。

堂島:GGKRというバンドがありまして。こちら、スカパラレピッシュエルマロ。わりと自分がポップス畑だとしたら、また違う畑にいる人なんですけど。そういう人たちと一緒にやることで、ポップスの枠をどんどん飛び越えていくとか、ジャンル越えをどんどんやっていけたら良いなということで。かなり力強いポップミュージックに、僕の音楽の場合はなってると思うんですが。彼らも一緒に撮影しています。

DJ:みなさんミットとボール持って同じ方向を向いて写ってたりするんですけどね。

堂島:はい。そうなんですよ。ちょっとおバカな7人組なんですけどね。

DJ:おバカといえば、っていうつながりは変ですけど、さっき曲の間に話してたら、今なんかトンカツに凝っていると言う話を。

堂島:そうですね。トンカツものすごく凝ってますね。なかなか全国各地のトンカツ屋さんに詳しい人っていないじゃないですか。それになろうと思ってるんですよ。

DJ:はー、食べ物もともと好きなんですか?

堂島:好きです好きです好きです。好きなんですよねー。特に白米というものがものすごく大好きでして。白米を食べたくなるものであれば何でも良いってのもあるんですけど。

DJ:だから白米と何かというと、いまだとトンカツなんですね。

堂島:そうなんですよ。

DJ:珍しいですね。普通あんありトンカツを追求しよういう人いないですよね。

堂島:そうです。誰もしていないことをしたいというのが常にあってですね。ラーメンとかカレーは本でもいっぱい出てるし、先駆者がいっぱいいるんですよ。でもトンカツ本をどっかの方が書いて欲しいと言われた時に、全国各地を見渡して誰が一番詳しいかと言われたとき自分が、じゃあ行かせていただきましょうか?っていう。

DJ:是非やってください。今のところ誰もいないですよ。


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06月02日(水)
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