ID:91521
こたえはきっと心の中に
by しづき
[326728hit]

■ミラツアスタート!
 会場に入ると、ミラーなセットがお出迎え。言われてみれば、前回よりは地味目? でも本当に鏡張りの壁面でニヤリ。会場には祈祷のような太鼓の音とかがり火。この辺は獣王星のイメージなのかなと思いました。そういえば、今回のコンサートのサブタイトルは~The Music Mirrors My Feeling~でしょう? 開演前のアナウンスで「ざ・まじっっくみらーまいふぃーりんぐ」って言ってた気がする。ま、それはさておき。照明が徐々に暗くなって、ドーンという音とともにコンサートスタート。松明を持ったMAが出てきて、続いてダンサーさんが這うようにぞろぞろ出てきて、最後に光一さんが登場。一曲目は「Deep in your heart」でした。衣装も獣王キター! って感じで、むき出しの二の腕には赤い、何て言うんだろう? 腕輪? みたいなのを巻いていました。腰には金のラメラメ。ご自分でも「下半身がキラキラ!輝いてる!」とおっしゃっていました(笑)。炎が大きくなると、本気で熱を感じる。危険。そのまま「UNBREAKABLE」「愛の十字架」と続きます。向かって左の花道へ移動あり。大きな花火。3曲終わって、最初のMC。第一声は「ミハエルシューマッハです! 引退します!」でした。おーい。初日の頭から引退て。光一さん的には大イベントだったようです。F1期間中にコンサートなのがご不満のご様子。王子……。あ、お辞儀した時に髪の毛がふわっと揺れて、サラフワヘアー。良いなあ。あとは一昨年のソロコンでは名古屋に来られなかったので、今回は名古屋スタートを自分からお願いしたとか。レインボーホールは7年ぶりだとか。「もう27歳ですよ」という話をしていた時に「だから前回、ここに来たときはピチピチの20歳だったんだよ!」とか言ってて妙に感慨深げ。ところが「まだまだ若いよ!」と言ってくれたファンに「君よりはね!」と応えたり。「まだ19です!」と言われて「女性はあと一年でお肌の曲がり角やね」とか暴言吐きまくり。今回のコンはうちわやボードが禁止なのですが、「おかげでキレイに見える、顔がじゃないよ!」と言ってみたり、とにかく女性の年齢や美醜に対する毒発言が多かったような。とりあえず光一さんが毒吐くたびに「エー!」とブーイングコールを楽しみました(どんなファンだ)。いや、でも光一さんも「エー!」と言われるたびに謝るのよ。土下座までして。でも懲りない(笑)。ホント、SなのかMなのかわからないなー。うん、でも突っ込んでもらうのは嬉しそうだったよ。「何でも言って!」とか言ってたし。恒例の「アルバム買ったひとー?」「シングル聴いたひとー?」という問いかけもあり。男性ファンの声に「声変わりした女性の方?」なんて言ったり。あと、この時だったか「人前に出るのが久しぶりです」という話から「大勢の人の前に立って、今まさに檻の中の熊状態です」なんて、熊さながらのうろうろ歩き。落ち着かな気で可愛いっす。ファンから「カッコ良く歩いてー」と突っ込まれ、モデル歩き?をしてくれたり。「脱いでー」と言われて「小さな子もいるんだから、そんなこと言わないの!」なんて返したり。客席の声をちゃんと拾ってくれる光一さんなのです。後でMAと「名古屋の人は突っ込みたがりが多いのか、光一さんが突っ込みどころ満載なのか」という話をしてたぐらい。とにかく「話す内容は決めてません」と言いつつ、かなり長いMCでした。そうそう、ブーイングしまくるお客さんに「終わるまでに王子だって認めさせてやる」とか言ってたなあ。うふふ。セットの後ろの方に下がってスッと衣装チェンジして(腰に巻いてたキラキラを取って、上着を着る感じ? 忘れた。背中に刺繍のある黒のジャケットはまだだっけ?)「+MILLION but -LOVE」。生バンドが付いてた。後ろのスクリーンにPVが流れてましたが、もちろん生身の光一さんをガン見。椅子とか使ってた。「音楽戦士」でもやってたしばる布が白色で、ちょっと違和感。うーん。「Take me to...」はスクリーンに歌詞が出ていた。MAがダンサーさんの帽子をかぶらせてもらってたり、最後にカップルになってはけていくのはこの曲だっけ? 最後、カップルになりそこねたアッキーとマーチンが光一さんと舞台に残るんだけど、アッキーが光一さんに気づいて手を取るのね。んで、マーチンがそれを見て悔しがるというコメディタッチの演出。笑った。「Love me more」はキンキコンで見たほどの衝撃はなかったけど、言い換えればこのソロコンが衝撃のナンバーばかりだったということなのかも。ひー。次。「Addicted」はCDで聴いてスタッカートなサビが印象的だったのですが、生で聞くとまた一味違う。ゾンビの曲(In The Cemetery)っぽいなあと思ったり、「Temperamental Fool」っぽいなあと思ったりしてたんですが、実際にLEDパネルを使っているのを見て、うわあ演出まで一緒? と苦笑い。でも一昨年と違うのは、ここに鏡を使った演出がプラスされていること。正面のスクリーンに光一さんのドアップ。というか目のアップ。ステージを見張る感じで、黒目が左右にギロッと動くのです。コワ。光一さんは上下真っ赤なお衣装。続いて、壮大なイントロで始まる「追憶の雨」。これも歌詞が出てたような。その基準は何? 唄い終わって次の曲の説明。「Why don't you dance with me?」だったのですが、SHOCKでは秋山くん抜きでやってるので「どうする?」って聞いたら「やる」って言うから「秋山のためにやります」とのこと。その言葉通り、アッキー大活躍。翼くんパートはMAが順番に唄ってました。最初のアッキーの歌い出しを聞いた瞬間、「エー!」と「キャー!」の歓声が混ざってた気がしますよ(笑)。最後の「Just do it!」までアッキー。ここ大好きなので、光一さんにシャウトして欲しかったような気もしつつ、秋山くん本人が歌い終わって大満足! の笑顔だったのでまあ良いことにしよう。リハでは真剣な顔で歌ってたけど、本番で歌ってみると嬉しくて終始笑顔になっちゃったそうです。うふふ。良かったね。光一さんから「Why do you dance with me?(なんでお前が踊るんだよ)」だよ、と言われ、英語わからないーと逃げるアッキーなのでした。このままMAと一緒に2回目のMC。光一さんが後ろに下がったので、秋山くんが一人でご挨拶を始めようとすると「何、勝手なことしてるんだよー」と意地悪こーちゃん。が、結局MA一人ずつ順番にご挨拶。それを聞いてる間、ずーっとタオルで髪を拭いてる光一さんは、珍しくすっごい汗です。オープニングでサラフワだった髪が濡れてぺちゃんこ!(ぎゃ) あまりにもガシガシ拭くから、客席から「ずれてるよ!」と突っ込まれ、「ずれてないよぉ」なんて言い返す光一さん。「ずれてないよじゃなくてズラじゃないよでしょ! 否定するとこ間違ってますよ」とアッキー。そこでやっと自分の発言がズラだと認めてしまっていることに気づいた光一さんなのでした(天然すぎ)。「ズラ疑惑とかあるけど、本当はみんなが羨むような髪質なんだぞ!」と最後には自慢してましたけど、それはわかってますから。本気で羨ましいですってば(笑)。屋良ちゃんが「緊張してます。さっき舞台の溝に落ちました」といえばセットの心配をしてみたり(その後、ちゃんとケガなかった? と声をかけていましたが)、米花くんが「MAをバックに付けてもらえるのか心配でこういちくんのマネージャーに何度も電話した」と話しているのを聞いて驚いてみたり。光一さんもMAと一緒にツアーを回れるのか心配して「MAのスケジュール空いてる?」と確認したらしい。相思相愛だね!(笑) 光一さん的には、MAは単独ライブもしてるのに、自分のバックで踊ってもらって良いの? という思いもあったようですが。米花くんは「Deep〜」の時も自分たちがバックに付くもんだと思って心の準備をしてたのに、呼ばれないから光一さんのマネージャーさんに聞いてみたら、「今回はダンサーでいく」と言われてしまったのだそう。ホロリ。そうそう、光一さんが「MAの日記を読んだら屋良が「Deep〜」がヒットだったって書いてくれてた」と恥ずかしそうに発言して、一瞬意味が分からなかったらしい屋良ちゃんにキョトンとされるシーンがあった。うぷぷ。すぐに気づいた屋良ちゃんが「ヒットでしたヒットでした」と大慌てで同意してましたが。屋良ちゃんの目指してる曲があんな感じなんだって。おおお! そこで光一さん「またMAがライブすることになったら、自分の作った曲を歌ってくれる?」と言ってMAを感動させていました。MA内部で「こういちくんに曲作ってもらいたいねー」とこっそり言ってたのに、光一さんから言ってもらえるなんて! と秋山くん鳥肌。「そんなの嫌だ! 歌いたくない!」っていう鳥肌じゃないの? と意地悪こーちゃん。ちなみに「Deep〜」は一年ぐらい前(まだアルバムが発売になるかどうかも決定していなかった頃)に作ったそうです。だからシングルになる予定もなかった。時間制限がないほうが良い曲が作れる気がすると光一さん。逆にギリギリに慌てて作った「Spica」はあんまり好きじゃないそうです。エー。それを聞いた米花くんが「一番好きな曲なのに!」とショック顔。客席もブーイング。すると光一さん、好評価なことに驚いて「今の発言は取り消す。心を込めて歌うわ」とおっしゃっていました。お、お願いしますよ。名曲ですよ。まあ、切羽詰まった方が良い曲ができることもあるけど、最近の光一さんは強制されるのではなく、自然と自分の中から湧き出るメロディを大事にしてるみたい。だから2ndアルバムの約束はしません! と宣言。なんとなく言いくるめられる我々ファン(笑)。まあ、ソロは無理せず気が向いた時にってことかな。「Deep〜」関連では獣王星の話もしてました。「トールの声をやってー」と言われて、困りながら「ティズ」と一言(笑)。町田くんのご挨拶は「光一さんへのブーイングが耐えられません。ブーイングじゃなく歓声を!」という光一ファンモードでお客さんの笑いを取っていました。町田くんがしゃべってる間、ずっとお客さんが笑ってるから、不思議そうにしてた光一さんが「町田は笑われキャラなの?」とか聞いてた。天然? 町田くんといえば、光一さんの「F1見てる?」って質問に目をそらしつつ、「見てます」と答えて窮地に。本当に詳しくないのねー(笑)。シューマッハの所属するチームを「トヨタ」と答えて大笑いでした。引退するドライバーがミハエルシューマッハなことまでは知ってたのに。残念。光一さんがシューマッハは「総参戦数」以外の全ての記録保持者なんだよって説明をしている時に「そうさんせんすう」の意味が分からず困惑顔の秋山くんは、ポールポジションとかなんとかかんとかカタカナをしゃべる光一さんに「日本語で話してください!」と言ったり。F1話は変にディープな方向へは行かず、良い感じだったんじゃないかなあ。そのうち、スクリーン使って説明するかも? なんて冗談とも本気ともつかないことを言ったりもしてましたが。喋ること無くなったからMC終了しようとする光一さんに、MAの誰かが「今回はリハがハイペースで進みしたね」と話題を提供してくれました。いい子だ。一ヶ月前から始めて、最初の日に4曲も振り付けをしたんだとか。今回は屋良ちゃんが振り付けした曲もあり、光一さんが4小節だけ振り付けした曲もあり(どの曲かは教えてくれなかった)って話をしていて、腰を振るときに男性は後ろに振りにくいということに気づいたと、エロ方向に話が脱線。「新聞社の人が来てるのにこんな話して良いのかあ」なんて言いながら。その前に「新聞社」が言えなくて、何て言ったんだっけなー?(忘れた) とりあえず可愛かった。おじーちゃん! 毒発言も健在で、何て言ったかわすれたけど、アッキーが上手くフォローして「秋山さすがだな!」と光一さん絶賛。今日はジャニさんが来ていなかったらしく「YOU最悪だよ」と言われる心配のない光一さんは言いたい放題、やりたい放題。やたら長いMCで、かなり経ってから「まだ長引きそうだから座ってください」って言ってくれて、それもなんだか面白かった。え? まだ今から座るの? みたいな(笑)。そう、で、リハが早く進んだので、初日前の夜は余裕で大貧民に興じることができたらしい。わんはーふの時は当日の朝までリハしてたことを考えると、トランプ遊びができるなんて余裕だね。ちなみに前日やった大貧民は光一さんの大勝利。接待大貧民じゃないよね? なんて聞いてたけど、町田さんは良いカードを光一さんに回していた疑惑が(笑)。「今日もしような」と誘っていました。その画像を明日のコンでスクリーンに映そうか? なんて提案も。「デジカメの準備しといて」と光一さんが言うと、秋山くんが「アイドルがそんな画像出して大丈夫ですか?」と心配していた。わはは。スッピンこーちゃん、見たいぞー。後はみんなで踊る曲の振り付け講座。今回は秋山くんが先生です。光一さんにダメ出しされて、3パターン目ぐらいでようやっくOKがもらえたフリだそうです。何気に難しくてブーイングの会場にプチキレかけの秋山くんをなだめすかして光一さんが「やれば出来る子たちなんで」とかフォローしつつ、「もっと腰を使え! ダンスは腰だ!」と激を飛ばしてました。スパルタこーちゃん。この後、MAがはけたてからも、しばらく光一さんが一人で喋ってました。とにかく長かった〜。次の曲に行くまえに、「そろそろ立ちましょうか? じゅうぶん休憩できた?」と光一さん。まだしんどいというお客さんに「やっぱり俺より年寄りやん」と毒も忘れず。エー。さて、問題の「Spica」です。天井に星空が登場。うっとり。でも天井より光一さんにもっとうっとり(笑)。ここでメンバー紹介。今回は、男性のダンサーがMAだけなんですね。バンドはギターとベースとキーボードとドラム。さっき教えてもらった振り付けもここで。そのままの流れで「Shadows On The Floor」「One more XXX...」。うわー、記憶がない。女性ダンサーさんがお揃いの真っ赤なドレスを着てたのってコレ? キレイだった。椅子とか使ってた? センターど真ん中の上段に上がってスタンドマイクで「SNAKE」。続いて「ヴェルヴェット・レイン」だったかなー。ギター弾きながら歌ってたのってこの辺だよねえ。ロックバンドのライブっぽかった。好き好き。そしてロックバージョンな「-so young blues- 」。違う曲みたい! 楽しい。この辺で向かって右の花道に来てくれたと思うんだけど、勢いが付きすぎたのかバランスを崩したのか、つんのめってステージの下へ落下するこーいちさん。ガードに駆け寄るスタッフ。でも歌い続けるこーいちさん。そのままステージの下を通ってセンターステージへ歩いて行くこーいちさん。手を伸ばす私たち。ぎゃー! どうやったのか、何事もなかったようにステージ上に復活。ふあー、ビックリした。この曲だったいかなあ、光一さんが「みんなで閉めましょう!」と言って、後奏の最後にジャン! ってジャンプしたよ。一転して「下弦の月」。センターのスクリーンにPVが出てました。やはり和風な世界。ダンサーさんが片袖の着物を着てました。月夜のこーいちさんみたいな。こういちさんの衣装は何といえば良いのかなあ。上半身素肌に着物地みたいなロングジャケット。続く「夜の海」はイントロが始まった段階で歓声が上がっていました。気持ちはわかる。光一さんを先頭に三角形のフォーメーションがたまらなく好きです。この辺の和テイストの曲で、棒を使ったり、和傘を使ったり小道具登場。群舞がキレイでした。そしてピアノの演奏をバックに最後のご挨拶。そのままの流れでピアノ伴奏だけで始まった「愛の十字架」。光一さんは一緒に歌おうって言ったけど、この部分はじっくり聞きたかったなあ。手拍子も要らない。途中から音の多い元のアレンジに戻ったので、そこからは一緒に歌って盛り上がれば良いと思うんだけど。うーん。センターステージ上段から手を振ってさようなら。ここで時計を見ると9時すぎてる。わー、もうそんな時間? とヒヤヒヤしながら、アンコールを待ちます。わりとすぐに出てきてくれて「+MILLION but -LOVE」でした。花道の方にもきてくれて、小さな声で「さっき落ちちゃった」と驚かせたファンに告白していました。やっぱりわざと飛び降りたんじゃなくて落ちたんだね……。最後はめちゃくちゃ盛り上がって、ジャンプとかして飛び跳ねつつ、ペンライト振り回して、光一さんはお約束通り初日限定のあの言葉を叫んではけてゆかれました(アッキーありがとう!)。光一さんがステージから去った後も、曲の最後までバンドの人たちが演奏してくれてた気がします。もう、アンコールが終わった時点で大急ぎで会場を出たのですが、外は雨雨雨。すっかり忘れてた。とりあえずそのまま走って駅へ向かっていると、見知らぬ女性が「傘がないんだったら入ってください」と私の方へ傘をさしかけてくれて大感激。実は折り畳み傘をカバンに入れていたのですが、出すのが面倒くさくてそのまま走ってただけなんだけど、そこはもう何も言わず(言えず)にご好意に甘えました。駅まで一緒に走って、お礼を言ってすぐに別れてしまったけど、そのお気持ちが嬉しかった。ありがとうございます。光一ファンが全ていい人だとは思ってないけど、コンサートの最後に「光一ファンって優しい!」と思えたことが嬉しかったのです。ここをご覧になってたら良いなあ。

[5]続きを読む

09月13日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る