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こたえはきっと心の中に
by しづき
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■逃したくない美しい瞬間
堂島:ええ、そうですね。ちょうど中学校ぐらいから自分なりに音楽をやり始めて。デビューしたのが18才の時だったんですけど。高校卒業して1年後ぐらいにデビューして。現在に至るっていう。
DJ:じゃあデビューして何年になるんですか?
堂島:9年ですか? はい。
DJ:じゃあもう、今までに書きためられた曲ってすごいあるんじゃないですか?
堂島:あのー、お墓に入った曲も含めますと(笑)。
DJ:何曲ぐらいですか?
堂島:やー、何曲ぐらいでしょう? 数えたことないですね〜。でもそれが最大の遊びごとだったりしたんですよ。曲を書く、歌をつくるってことが。中学生ぐらいから、バンドをやることよりもむしろ、自分の作品をつくるっていうのがすごく楽しくて。
DJ:作詞も作曲もどっちも好きだったんですか?
堂島:そうですね。
DJ:もう覚えておられないとかいうのもあるんですかね?
堂島:もちろん覚えてないのもありますよ。ありますあります。世に出てないものも含めてですね、世に出てるものでも、あやしいものはあやしいですから。自分の中で覚えているか覚えてないか。パッと出て来たときに、一番最初に作った歌とか覚えてますね。そういのは覚えてるんですけど。
DJ:一番最初に作ったのはCD化とかされてないんですか?
堂島:されてないです。
DJ:ライブで披露したりとかってのは?
堂島:ほぼないですね。
DJ:お蔵入りですね。
堂島:お蔵入りですね。だってコードって変わっていくものですけど、最初一つのコードで、しかもマイナーコードで32小節ぐらいずっとカッティングが続くんですよ、イントロ。本当、イントロもくそもないっていうか。
DJ:でもそれリスナーのみなさんも聞いてみたい!って思ってるかもしれないですよね。こういう話されたら。
堂島:いやいやいやいや本当にねえ。若気のいたりみたいな曲ですから。でも今は、95年にデビューして、自分でこういう風な音楽が良いんじゃないか、ああいう風な音楽が良いんじゃないか、とやってきて、3年前ぐらいから自分なりにキーワードが見つかってですね。シティーポップスって昔ありましたけど、そういったカタチの21世紀型? 今の街とリンクした歌ものポップスでダンスミュージック。聴いた人が夢見れる、キラキラできるような音楽。きちんと聴かせる形のポップミュージックっていうのも良いと思けど、踊らせるポップミュージック。わくわくする、どきどきする、そういう興奮度の高い、沸点の高い音楽でありたいなあと思ってもうずっとやってますけどね。
DJ:堂島さんの音楽を聴くとホントそんな感じしますよね
堂島:ありがとうございます。
DJ:なんかこうキラキラッと目の前が明るくなれるような、そんな感じがするんですが。ではここで新しいアルバムの中から一曲お聞きいただきたいと思いますが、私がリクエストさせていただきました。堂島さんから曲紹介お願いします。
堂島:それではボク、堂島孝平で『銀色クリアデイズ』。
DJ:堂島孝平さんで『銀色クリアデイズ』をお聞きいただきました。
堂島:ありがとうございました。
DJ:これはニューアルバムの中に入っているんですよね。
堂島:そうですね。出したばっかりという感じなんですけども『FIRST BEGINNING』というニュ−アルバムの中に入っている曲です。
DJ:ですよね。3曲シングルの曲が入ってまして、いろいろと入ってるんですけども。このタイトル『FIRST BEGINNING』っていうことは、ハジマリていうようなことを意識されたんですか?
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06月02日(水)
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