ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 説教の功罪 〜 Merits and demerits of preaching 〜
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説教の功罪 〜 Merits and demerits of preaching 〜
〔Sermon 0〕
説教をするのが好きな人はいても説教を受けるのが好きな人はいるの
でしょうか? 少なくても私は説教を受けるのは嫌いです。
何か失敗したり悪いことをしたから説教を受けるのは、反省を促すた
めに仕方がないと思うのですが、yahoo知恵袋で30分、1時間、2時間と
説教を受けたという人を見かけました。
私は長い説教は苦痛でしかないと思います。
そこで質問ですが、説教を受けるのが好きな人はいますか?
あるいは説教を受けて感謝していることはありますか?
長い説教に意味はあると思いますか?
https://q.hatena.ne.jp/1621904747#a1277426(No.3 20210526 05:50:18)
仏教やキリスト教の信者は、お布施や献金を用意して拝聴します。
質問者のいう説教は、いわゆる“お説教=お小言”のたぐいであり、
以下は、この質問への正調“お節介な繰り言”です。
〔Sermon 1〕
Francesco d'Assisi 修道士 1182‥‥ Italy 12261003 44 /聖公会
/籍=Giovanni di Pietro di Bernardone/フランシスコ会創設
/記念日 1004/12280716(グレゴリウス IX)列聖
…… 聞く者がいないとき、小鳥を相手に説教したという逸話を描いた。
── ジョット⦅小鳥への説教 1305‥‥ Italy⦆
Giotto di Bondone 画家 1267‥? Italy 13370108 70 /建築家
https://paradjanov.biz/japan/otsuka/628/
── 《小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ》伝説集
http://music-box.co.jp/archives/6274
〔Sermon 2〕
https://q.hatena.ne.jp/1535872814#a1268742(No.2 20180904 14:30:00)
…… その後まもなくたまたま彼の説教に出席したところ、聞いている
中に、後で献金を集めるつもりのことに気が付き、自分は一文だって出
すものかと、ひそかに腹をきめた。この時私のポケットには、銅貨が一
と握り、スペイン・ドルの銀貨が三、四枚、それに金貨で五ピストール
あった。ところが、説教が進むにつれてその決心も次第にゆらぎ出し、
やがて銅貨だけは出すことにしようと考えた。さらに今しばらく彼の
弁舌を聞いている中に、そうした考えが恥ずかしくなってきて、銀貨も
一緒に出すことにしようと考え直した。だが、説教の結びがひときわ見事
だったので、私は金貨もなにもかも、ポケットの中にあった金を全部
献金皿にあけてしまった。この時の説教には、クラブの者がいま一人き
ていたが、彼はジョージアに孤児院を建てることについては私と同意見
であったから、あるいは献金を集めるつもりでもあろうと思い、その用
心に家を出る時ポケットを空にしてきていた。しかし、説教が終りに近
づくにつれて自分も献金したくてたまらなくなり、近所の人が傍に立っ
ていたので献金する金を貸してくれと頼んだ。ところが、運の悪いこと
に、その頼んだ相手というのが、聴衆の中で断乎として牧師の話に動か
されなかった恐らく唯一の人物だったのである。彼が答えて言うには、
「ホプキンスンさん、他の時だったらいくらでもお貸ししましょう。
だが、今はだめです。お見受けするところ、あなたは頭がどうかしてお
いでのようですからね」
── フランクリン《自伝 19570107-19870420 岩波文庫》P171-172
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05月26日(水)
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