ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ “オムロン”散寿! 〜 Happy Birthday to Mr. Tateishi, Yoshio 〜

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 “オムロン”散寿! 〜 Happy Birthday to Mr. Tateishi, Yoshio 〜
 
  i
 
 さきごろ“カッさん”傘寿! @ facebook を記して、思いついた。
 与太郎のファイルに、約1600人の名刺があり、約31年間で割振ると、
週に一人(365.25*31/1600 = 7.071875)平均となって、分りやすい。
 
 恩師や親戚や友人知人、取引先や顧客の他に、ステージや電話や書簡
での接触を合計すれば、標準的な人数にみえる。高校シンフォニエッタ
(DHS)の仲間は延べ60人あたりで、本宮先生卒寿に90通の案内状。
 
 そもそも立石 義雄が、同志社の同窓会会長などを引受けたときに、
与太郎は竹内 康との最後の電話で「役不足ではないか」と語った。当
時、オムロン会長として、経団連会長を引受けてもいいはずだ。
 
 折から竹内は、病みあがりで話が弾まず、そのあと吉田 肇に語った。
与太郎が、いつも竹内を持ち上げるので、他の者は面白くないらしく、
つぎの手紙に「竹内より立石の方がエライ」という反論を伝えてきた。
 
 互いに年を食って、他愛のない突っ張りと分ってはいるが、ゴリは、
立石や竹内と話したことがないはずだ。与太郎は竹内とは、酒席の主席
を譲りあい、立石にも「オムロい店がある」と誘われて久しい間柄だ。
 
 わざわざ応答するつもりはなかったが、後輩の馬場 久雄との電話で、
「竹内はオムロンに入社できるが、立石はNHKに受からん」と冗談に
紛らわせたところ、あの温厚な馬場くんまで不機嫌になった。
 
 彼は「ボクら、立石くんの後輩として、誇りに思う」と反論したが、
ほとんど口を利かなかったのに、いささか過剰な対応だった。それ以来、
この議論は、半世紀以上の友情において、予期せぬタブーとなった。
 
 この件を、うまく収拾できないまま、十年前に竹内が大腸がんに屈し、
立石が新型コロナの大物犠牲者として、大々的に報道された。社会的地
位で、竹内は立石に及ばないが、与太郎の親密度は格別だ。
 
 立石の悠揚迫らざる存在感を“オムロン中興の祖”と称えた財界人の
論評もあったが、経営不振の形跡はなく、たんなる俗耳説にすぎない。
高校時代の彼は、排球部に属して、宮田 昌洪と親しかった。
 
 その宮田は、なぜか高校文芸部にも属して、与太郎に接近した。そし
て、女生徒を喫茶店に呼出すため、与太郎に電話をかけさせた。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19990205
 フクちゃんの家 〜 武器よ、さらば 〜
 
 ホザナコーラスでは、二人の義雄が、蚊が鳴くように謡っていた。
 立石 義雄 オムロン名誉会長 19391101 大阪 京都 20200421 80 /日本商工会議所副会頭
 田中 義雄    JEUGIA会長 19400709 兵庫 /十字屋楽器店
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19560606
 ホザナ・コーラス発表会11“DHS”コッソリズム
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19570615
 
  ii
 
 立石が「オムロい店がある」と誘ったのに、実現しなかった理由を、
できれば詳しく書きとめたかったが、もはや証人も亡くなった。
 夜の街で、芸者を連れて歩いていて、出会ったこともある。
 
 威風堂々とした彼が、小さな酒場のドアの隙間から覗きこんでいたの
で、なにか事情があるらしく、その場を、武士は相身互いで別れた。

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11月01日(日)
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