ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 猪瀬よ、何処へ? 〜 やはり野に在れ 〜
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070615
 
── 東京都の石原知事は、副知事への就任を打診している作家の猪瀬
直樹氏について、15日の記者会見で「昨晩、本人と話し、就任を引き
受けていただくことになった」と話し、猪瀬氏から了承を得たことを明
らかにしました。(20070615 16:01)
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2007/06/15/t20070615000123.html
 
 博覧強記@石原誤録
 
── (猪瀬 直樹について)石原知事は「国に対して発言力がある。
博覧強記の人で論理性があって国との交渉に期待している」と述べた。
── 《都副知事に猪瀬 200700615共同通信》
 
── はくらん‐きょうき【博覧強記】広く書物を読み、いろいろな
事をよく記憶していること。「―の人」── 《大辞泉》
 
 高校時代、文芸部の会合で、国語教諭が(その場にいない)地理教諭
を評して言った。「あの先生は、なにしろ博覧強記やさかいな」
 まわりの生徒たちの印象では、とても畏敬の念は感じられなかった。
 
 つまり「いろいろ諳んじているだけで、さして深い洞察力はない」と
軽んじているように聞こえた。ほんとうに心服した表現ではない。
 たぶん石原は、つぎのエピソードを読みかじったのではないか。
 
── (井上 ひさしは)博覧強記でも有名であり、右翼団体から脅迫
電話を受けた時には、「あなた歴代の天皇の名前、全部いえますか。僕
は言えますよ」と逆襲した。井上ひさしに脅迫電話をかけた右翼の一人
に一水会代表(当時)の鈴木邦男がいる。「なにをいっても論破されて
しまうし脅迫も通じない。ついに電話をかけるのをあきらめた」という
内容の告白を自著に書いている。── 《Wikipedia》
 
 鈴木 邦男は井上 ひさしに言い負かされたのであって、門弟に下った
わけではない。こういう機微に無頓着なパクリだが、だれも指摘しない
から、(細木数子とおなじく)まかり通ってしまうのだ。
 

 石原 慎太郎  東京都知事/作家 19320930 神戸 /19990423就任〜《太陽の季節 1955》
 猪瀬 直樹 ノンフィクション作家 19461120 長野 /20020621道路公団分割民営化委員
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 鈴木 邦男 新右翼 19430802 福島 /1970早稲田大学院中退1973サンケイ新聞社退社
 井上 ひさし 作家 19341116 山形 /〜《手鎖心中 1972 第67回直木賞》/籍=廈

 
── 勝者が敗者を裁く「復讐劇」は(略)皇太子誕生日の絞首刑に至
って閉幕した。猪瀬直樹によれば、クリスマスに向けての効果的演出だ
ったという。── 対談《歴史読本・六月号 19780610 新人物往来社》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19921223
 極月〆日の極東極刑
 
── そこに猪瀬直樹があらわれる。
「ホラこの人も人材だ。イノセさん、アナタにはもっと思索してもらい
たい」「それはどうも」つねに彼は、謙虚な好青年だ。テレビ局などに
出入りしないで、調査と研究にはげんでもらいたいものだ。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19970101
 朝の生夢 〜 夢まで生テレビ 〜
 
── この番組の出演者は、どのような方法で睡眠薬を手に入れている
のか(略)全盛期の大島渚、デーブ・スペクター、舛添要一、猪瀬直樹
などの姿が消えて、つまらなくなった。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20021228
 朝まで生テレビ 〜 ワカバヤシ・ミチオ(続) 〜
 
(石原伸晃国土交通相が、藤井治芳日本道路公団総裁の更迭を決断)
── マスコミや評論家は「しぶとい」とか、ありあわせの論評をした
が、猪瀬直樹まで「まるで納豆みたいだ」などと、舌鋒さえない。
(彼が新大臣になった可能性もあり、これこそ初仕事だったはずだ)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20031008
 俗物街道 〜 おいどんは、ドンでごわす 〜
 
── 彼は、苦学して信州大学を出たが、NHKや朝日新聞の入社試験
には受からなかったと思うよ。だからこそフリーになったんだ。

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06月15日(金)
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