ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 受信論序説 〜 NHKぎらいの人々 〜
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070104
 
 中林さんのドッサリ年賀には、いくつかの質問が含まれていた。
 ひとつひとつ気の利いた回答をするのは、とてもむずかしい。
 そこで、思いうかんだまま、バラバラに書きとめておく。
 
 起:NHKとアナウンサー
 
 文学青年(22才)は。独居老人(70代)を毎月見舞っていた。
 経済的援助と引きかえに、妻の実家(寝具店)に命じられたからだ。
 おなじく寄生・依存するライバルだから、ハルキはホンダが嫌いだ。
 
 いくら嫌いでも、金の成る木だから、大切にしなければならない。
 だから面と向かっては、おだやかに愛想よくふるまった。
 テレビの音量が大きすぎるのは、NHKとアナウンサーが悪いのだ。
 
 ハルキは、ホンダが生きているときは、遠慮して注意しなかった。
 ホンダが死んでしまってからも、NHKとアナウンサーを嫌った。
 いまや彼の周辺では、大音量のテレビは存在しないのに……。
 
 承:すききらいの研究
 
 アベは、ブッシュが嫌いだが、立場上アメリカの悪口は云えない。
 そこで、ブッシュの好きなポップコーンをけなして云った。
「あんなもの、子供だましだ。わたしはアイスクリーム党だ」
 
 コイズミも、ブッシュが嫌いだったが、アメリカの悪口は云わない。
 そこで、ブッシュが嫌いと云えないポップソングを唄ってみせた。
 ♪“I want you, I need you, I love you. ”“Love me tender.”
 
 いまだにブッシュは、コイズミに嫌われたことに気づいていない。
 ただし、アベに好かれていないことは、誰もが承知している。
 しかるにブッシュは、任期中にアベに好かれたいとも思っていない。
 
 転:バカな女とアホな男
 
 BとCは、Aに依存・寄生し、共存するライバル関係でもある。
 Bは、Aの命令でBを見舞い、監視している。
 Bは、Cを非難できないので、無関係なNを非難した。
 
 Bは、Cが亡くなってからも、無関係なNを非難しつづけている。
 Bの態度は、帰納的文学手法にあたるが、三段論法として矛盾する。
「バカな女」しか知らずに街に出ると「バカな女」が目につくように。
 
 かつての演繹的文学手法は、書斎で思いついた抽象的な命題をもとに、
ほとんど具体的な経験がないまま、現実を論じることが行われた。
「女はバカだ」と考えてから街に出ると「バカな女」が目につくように。
 
 都合のよいことに“意識の流れ”などという文学的標語が流行した。
 論理的でないほうが真実に迫る、などという屁理屈も横行した。
 多くの未熟な読者が、これらを支持したので、文学の技法は壊滅した。
 
 結:胸に値札を貼る
 
 ネット文化は、しばしば「匿名だから信用できない」と非難される。
 それなら、これからの作家や学者、およびテレビ・コメンテーターは
「だれに、いくらもらったか」胸に値札を付けてから語るべきだ。
 
 自由業だから、だれにも束縛されないと思うのは、とんだ誤解である。
 テレビ局は、彼らに「来週から来なくていいです」とは云わない。
 いくら待っても、つぎの電話がかかって来なくなるだけだ。
 
(未完)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070103
 帰帆 〜 港を見た人々 〜
 
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 NHKぎらいの人々
 
── 飯沢 匡・脚本《ヤン坊ニン坊トン坊 195404‥〜195703‥ NHKラジオ》
/ヤン坊=里見 京子、ニン坊=横山 道代、トン坊=黒柳 徹子
 子供の声として大人の女性を起用(日本では最初の例、飯沢 匡の発案)。
 
── 飯沢 匡《武器としての笑い 19770120 岩波新書》
 はじめ台本は「ヤン坊リン坊トン坊」だったが、NHKの偉いさんが
「リン坊は、淋病みたいだ」とケチをつけ、ニン坊に変更された。
 
 苦情処理センター「皆さまのNHK」に電話して、担当者を困らせた

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01月04日(木)
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