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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 受信論序説 〜 NHKぎらいの人々 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070104
中林さんのドッサリ年賀には、いくつかの質問が含まれていた。
ひとつひとつ気の利いた回答をするのは、とてもむずかしい。
そこで、思いうかんだまま、バラバラに書きとめておく。
起:NHKとアナウンサー
文学青年(22才)は。独居老人(70代)を毎月見舞っていた。
経済的援助と引きかえに、妻の実家(寝具店)に命じられたからだ。
おなじく寄生・依存するライバルだから、ハルキはホンダが嫌いだ。
いくら嫌いでも、金の成る木だから、大切にしなければならない。
だから面と向かっては、おだやかに愛想よくふるまった。
テレビの音量が大きすぎるのは、NHKとアナウンサーが悪いのだ。
ハルキは、ホンダが生きているときは、遠慮して注意しなかった。
ホンダが死んでしまってからも、NHKとアナウンサーを嫌った。
いまや彼の周辺では、大音量のテレビは存在しないのに……。
承:すききらいの研究
アベは、ブッシュが嫌いだが、立場上アメリカの悪口は云えない。
そこで、ブッシュの好きなポップコーンをけなして云った。
「あんなもの、子供だましだ。わたしはアイスクリーム党だ」
コイズミも、ブッシュが嫌いだったが、アメリカの悪口は云わない。
そこで、ブッシュが嫌いと云えないポップソングを唄ってみせた。
♪“I want you, I need you, I love you. ”“Love me tender.”
いまだにブッシュは、コイズミに嫌われたことに気づいていない。
ただし、アベに好かれていないことは、誰もが承知している。
しかるにブッシュは、任期中にアベに好かれたいとも思っていない。
転:バカな女とアホな男
BとCは、Aに依存・寄生し、共存するライバル関係でもある。
Bは、Aの命令でBを見舞い、監視している。
Bは、Cを非難できないので、無関係なNを非難した。
Bは、Cが亡くなってからも、無関係なNを非難しつづけている。
Bの態度は、帰納的文学手法にあたるが、三段論法として矛盾する。
「バカな女」しか知らずに街に出ると「バカな女」が目につくように。
かつての演繹的文学手法は、書斎で思いついた抽象的な命題をもとに、
ほとんど具体的な経験がないまま、現実を論じることが行われた。
「女はバカだ」と考えてから街に出ると「バカな女」が目につくように。
都合のよいことに“意識の流れ”などという文学的標語が流行した。
論理的でないほうが真実に迫る、などという屁理屈も横行した。
多くの未熟な読者が、これらを支持したので、文学の技法は壊滅した。
結:胸に値札を貼る
ネット文化は、しばしば「匿名だから信用できない」と非難される。
それなら、これからの作家や学者、およびテレビ・コメンテーターは
「だれに、いくらもらったか」胸に値札を付けてから語るべきだ。
自由業だから、だれにも束縛されないと思うのは、とんだ誤解である。
テレビ局は、彼らに「来週から来なくていいです」とは云わない。
いくら待っても、つぎの電話がかかって来なくなるだけだ。
(未完)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070103
帰帆 〜 港を見た人々 〜
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NHKぎらいの人々
── 飯沢 匡・脚本《ヤン坊ニン坊トン坊 195404‥〜195703‥ NHKラジオ》
/ヤン坊=里見 京子、ニン坊=横山 道代、トン坊=黒柳 徹子
子供の声として大人の女性を起用(日本では最初の例、飯沢 匡の発案)。
── 飯沢 匡《武器としての笑い 19770120 岩波新書》
はじめ台本は「ヤン坊リン坊トン坊」だったが、NHKの偉いさんが
「リン坊は、淋病みたいだ」とケチをつけ、ニン坊に変更された。
苦情処理センター「皆さまのNHK」に電話して、担当者を困らせた
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01月04日(木)
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