ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ よゐこ悪い子ふしぎな子 〜 六本木小学校5年4組 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060228
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本稿(下記3日分)は、はてな [法務関連窓口] より「7日以内に自
主的な削除」の通告(20120809 13:48:58)があり、該当部分(全9ヵ処)
を非表示に修訂した(20120816 13:48:57)。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060228 よゐこ悪い子ふしぎな子
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060219 悪夢の証明 〜 母ちゃんの出べそ 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060411 小沢誤録 〜 置換ですよ! 〜
◇ まとめ
仲介者Aが、B議員に、C容疑者のメール・コピーを渡した。
B議員は、国会で、D議員(次男の父)を追求した。
B議員は、コピーが偽物だったとして、情報提供者Xを告発するか?
◇ めんこ
悪ガキA君が、良い子Bくんにささやいた。
「金持のCちゃんが、教頭の次男Dくんに、メンコをあげたんだって」
目を丸くしたBくんに、A君がメンコのコピーを見せた。
「コピーは、誰にもらったの?」とたずねるBくんに、A君は答えた。
「彼の名を云うと、ボクがいじめられるから」「誰に?」「云えないよ」
Bくんは学級会で「DくんはCちゃんにメンコをもらった」と叫んだ。
みんな「ほぉー」とどよめいた。Bくんは得意になって続ける。
「Dくんの父ちゃんは****なんだ」「うぉーっ」みんな騒然とした。
「Dくんにメンコをやったのは、教頭に気に入られるためだ」
これを聞いた教頭は、いそいで校長室に入っていった。
校長は、ゆっくり考えてから、教頭に指図した。
「このことを誰かに聞かれたら、うろたえたフリをすればいい」
◇ やらせ
教頭は、ほんとうにうろたえていたので、演技する必要がない。
(校長は、かつて前校長の、わざとらしい小芝居を思いだして笑った)
「みんなが怪しいと思って押してくるから、土俵際まで下がるんだ」
「?」「最後に、証拠があるなら出してみろ、と開きなおるんだ」
「??」「すると似たようなコピーを受けとった連中が何人も現われる」
「???」「どれかが本物だとしても、何が何やら分らなくなる(*)」
はたして、そのとおりになった。連中は口々に云ったのだ。
「わたしも同じコピーを持っている。入手方法は、勘弁してもらいたい」
「わしゃ、パソコン画面で覗いたことがある、四五日前か一週間前だか」
他にも、拾った者や電話で聞いた連中が、名乗りでるかもしれない。
たぶん彼らは「道ばたで拾った」「通りすがりの者から受けとった」
「電柱に貼ってあるのを読んだ」などと云うはずだ。
◇ おわび
ついにBくんは、担任とPTA会長に支えられて謝罪した。
担任の先生は「わたしの指導がまちがっていた」と辞意を表明した。
学年主任は「証拠がなくても怪しい」とうそぶいて責任を回避した。
学年主任のかわりに、PTA会長が現われたのは不可解である。
謝罪会見だから、三人で土下座でもするかと予想した者もいた。
彼らが、お遍路に出かけたら、帰るころに党がなくなっているだろう。
逆にBくんは、みんなに「証拠があるなら出してみろ」と追求された。
みんなに「学級委員を辞めないのか」と非難されて、こう答えた。
「ぼくの進退は、会長にお任せします」彼を選んだのは選挙民なのに!
Bくんが“ガセネタ”を持ちこんだA君を訴えることはできない。
Bくんは“ガセネタ”で名誉を損われたD父子に訴えられるだろう。
PTA会長が「いずれ責任をとる」と云ったが、誰も相手にしない。
◇ ぎもん
Bくんは「悪ガキA君が誰か、明らかにすべきだ」とも迫られている。
Bくんは「A君を信じているので、名を明かせない」といい続ける。
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02月28日(火)
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