ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 国誉の予告 〜 黒田家の人々 〜
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20051002
 
 かつて、コクヨの入社試験では、数百枚の伝票が受験生に配られて、
「いかなる法則でもよいから、一定のルールで並べかえなさい」という
設問が(毎年)出題されたそうです。
 
──  「汚してもよい、破れてもよい。ただし必ず、もとへ戻せ!」
 アメリカ連邦警察の資料室では、ドアの張り紙に、こう書かれていた。
── TV-Series《F.B.I.,The 1965-1974 America》より(詳細未詳)
 
 タイトルをアルファベット順に並べる習慣が、いかに重要だったか。
今や、エクセルなら一瞬にして可能だが、パンチ・カードを生みだした
IBMのファイリング・システムこそ、アナログ情報の原点でした。
 
└ 質問者のコメントbaihen (99) 2004/11/18 17:35:29
 すばらしい。目から鱗です。
 情報の取扱いについての考え方が変わりそうです。
 
http://www.hatena.ne.jp/1100762734
── 《はてなQ&A》(URL=略)
── 《私の知的生産の技術より“十二人の怒れる女たち”序説》草稿
 
>>
 
 黒田善太郎は1879(明治12)年2月、富山市で、黒田屋7代目善三郎の
長男として生まれた。黒田屋は当時マッチ製造業として盛んだった。何
不自由ない幼少時代をおくっていたが、黒田が高等小学校3年の時、父
が38歳という若さで突然他界、黒田の人生は大きく変わってしまう。翌
年高等小学校はどうにか卒業したものの、家業は人手に渡り、黒田は母
を支えるために奉公に。しばらく雑貨問屋に勤めた後、1898(明治31)
年、20歳で黒田は大阪に出る。亡き父のつてをたどって、マッチ製造業
の電光社、さらに乾物屋を経て、1901(明治34 )年、23歳で和紙を綴
じた伝統的な帳面、和帳の表紙製造業である小林表紙店の門をたたいた。
和帳の表紙製造は、和紙を何枚も貼り合わせて一定の厚さにし、それを
茶碗の膚でこすってツヤを出すというもの。黒田は黙々とこの地味な仕
事に励む。一通りやり方を飲み込むと、刷毛の改良や糊の塗り方に改善
を加えていった。この工夫と物惜しみしない仕事ぶりで、しばらくする
と、他の職人の2倍の能率をあげるようになった。次第に黒田は独立の
意志を固め、5円の給料のうち、3円90銭までを貯金に充て、準備を始め
た。
 1905(明治38)年10月、黒田は大阪市西区南堀江通り3丁目に家賃13
円で、間口2間、奥行き7間の家を借り黒田表紙店を開業する。それまで
の4年間に貯めたカネと借金でまかなった。刷毛や糊などの道具、看板
などを準備したあとに残った運転資金は、100円の預金とわずか6円70銭
の現金。これで材料の和紙を揃えなければならない。開業してまもなく、
小林表紙店から紹介を受けたという和紙卸業者、橋本喜助商店が営業に
やってきた。黒田は96円の和紙を注文する。橋本は初回の取引だからと
前金を要求した。黒田は手元にある6円を机に並べ、店員を呼んで預金
通帳と印鑑を渡して言った。
 「銀行へ行って、90円だけおろしてきてくれんか」
もちろん預金は100円しかない。しかし、「90円だけ」といえば、かな
り預金があるように聞こえる。橋本は急に態度を変え、さらに注文を取
ろうとした。
http://72.14.207.104/search?q=cache:50JvCkbhKGkJ:www.sw.nec.co.jp/kpass/036.html+%E9%BB%92%E7%94%B0%E5%96%84%E5%A4%AA%E9%83%8E+%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%A8&hl=ja
── 《黒田善太郎の国産帳簿開発物語(第36回)〜 川下が川上を育てる 〜 》
 

 黒田 善三郎 黒田屋当主 7 1849‥‥ 富山 1887‥‥ 38 /マッチ製造業
 黒田 善太郎 コクヨ社長 1 18790207 富山 19660327 88 /19051002黒田表紙店創業
 黒田 タ之助 コクヨ社長 2 19160625 大阪       /タ=(日+章)
 黒田 敏之助 善太郎の次男 1918‥‥ 大阪 19730510 55 /1973黒田緑化事業団
 黒田 靖之助 コクヨ社長 3 19190429 大阪 19890808 70 /タ之助の弟
 黒田 章裕  コクヨ社長 4 19490928 大阪       /善太郎の孫
 黒田 康裕  コクヨ専務  19520706 大阪       /

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10月02日(日)
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