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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 迷ったあげく
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20021126
■2002/11/26 (火) 読売年鑑 2003 年版出版のご案内
拝啓 時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、日
ごろより読売年鑑には格別のご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、例年ご愛読いただいております「読売年鑑」は、目下、 2003
年版の編集作業が最終段階を迎えつつあります。
今年も昨年に続き、株価の低迷に代表される経済の迷走、失業率の高
さ、若年就職率の低迷、自殺者の増加と、活気のない社会を裏打ちする
ようなニュースばかりが目立ち、日韓W杯の熱狂も、いつの間にか色あ
せてしまったようです。米国のイラク攻撃がどうなるかも目が離せませ
んし、北朝鮮拉致被害者の問題も長引きそうです。しかし、来年につな
がりそうな明るい話題として、小柴さん、田中さん2人のノーベル賞同
時受賞、松井の大リーグ挑戦などがありました。
そんなこんなを盛り込んで、「読売年鑑 2003 年版」は明けて2月中
旬に発行します。国連が宣言している「21世紀は水危機の時代」を踏ま
えたカラー巻頭特集「水」をはじめ、内容により一層の充実を図りまし
た。
例年通り、パンフレットが刷り上りましたので同封いたします。ぜひ
ご検討いただき、引き続き購読をお願い申し上げますとともに、お知り
合いの方々にもご紹介いただければ幸いに存じます。なにとぞよろしく
お願いいたします。
敬具
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書棚に、《読売年鑑・分野別人名録 19840301-20020301 読売新聞社》
が十九冊も並んでいる。
そもそも私的な愛着でいえば、おそらく世界初の誕生人名録となった
《Birth Days 366 19851001 》初版のデータベースであり、つい数年前
に編集長から電話をもらったこともあるので、死ぬまで購読をつづける
つもりだった。しかるに近年のネット環境から、いまや印刷された書物
を開くことは、ほとんどなくなったのである。
あと一年で二十冊だが、この節目は天文学的には合理性がない。
太陽と月の運行(陽暦と陰暦)は、ほぼ十九年ごとに循環するので、
伊勢神宮の二十年“式年遷宮”も、本来は十九年周期ではなかったか。
「中国の陰陽・五行論思想にもとづく“気”のめぐりが二十年である」
などという“俗釈”が、いつまで通用するかわからないが……。
■2002/11/26 (火) 伊勢神宮、遷宮制度の衰退と復興
昭和60年(1985)5月2日の山口祭が伊勢神宮の第61回式年遷宮の幕開
けでした。この日から8年間、今日に至るまで数多くの祭りが執り行わ
れてきました。今日は、この式年遷宮の歴史について、お話したいと思
います。
式年遷宮の制が立てられたのは今からおよそ1300年前、天武天皇14
年(685)であるとされ、その第一回式年遷宮は、内宮では持統天皇四
年(690)、外宮では同六年に行われたと伝えられています。
式年遷宮とは、正殿以下すべての社殿や神宝・装束に至るまで、その
すべてを造り替え新調し、新しい正殿に御神体を遷すという祭典なので
す。このような祭りがなぜ20年に一度行われるのでしょう。それについ
ては様々な理由が考えられます。一つには正殿などの掘立柱建物の寿命
が20年程度であることであり、もう一つには建築などの技術を伝承して
いくためには20年に一度行うことが望ましいと思われるからです。そし
て、20年という一つの区切りごとに、すべてを新しくすることによって
神が若返り、より強い力で保護してくれることを信じ祈る行為だとも考
えられ、神宮の最も重要な行事となっています。
このように重要な行事ではあっても、南北朝の動乱期には20年に一度
という制は崩れ、室町時代には120 年以上にもわたって遷宮が行われな
いという事態に直面しました。当然、正殿など建物の荒れ様はひどく、
神主たちはその後実権を握った織田信長に両宮造営を願い出ました。こ
れに応じて、信長は社殿の造営費用を寄進し遷宮実現に尽力しましたが、
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11月26日(火)
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