ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ HAL 9000 〜 コンピュータの生と死 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19970112
「わたしは、HAL九〇〇〇型コンピューター製造番号三号。わたしは、
イリノイ州アーバナのHAL工場で一九九七年一月十二日に作動された。
足の早い茶色のキツネが、のろまなイヌをとびこえる。スペインの雨は
おもに平地に降る。デーブ──まだそこにいるのか? きみは知ってい
るか? 一〇の平方根は、三・一六二二七七六六〇一六八三七九……e
を底とする一〇の対数は、〇・四三四二九四四八一九〇三二五二……訂
正する、それは一〇を底とするeの対数だ……三の逆数は、〇・三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三……二かける二は……二かける
二は……約四・一〇一〇一〇一〇一〇一〇一〇一〇一〇……どうも計算
がうまくいかない……わたしの最初の先生はチャンドラ博士だった……
博士はわたしに歌を教えてくれた……こんな歌だ……“ディジー、ディ
ジー、答えておくれ。気が狂いそうなほど、きみが好き”」
声が急にとまったので、ボーマンはまだ回路のなかにある記憶板をつ
かんだまま、一瞬凍りついたようになった。そのとき思いがけなく、ま
たハルが話しだした。
テンポはずっと遅くなり、抑揚も機械的で、生気は感じられなかった。
どこからそんな声がでるのか、彼にはわからなかった。
「おはよう……チャンドラ……はかせ……わたしは……ハル……です…
…きょうの……さいしょの……じゅぎょうを……はじめて……ください
……」それ以上は聞いていられなかった。彼は最後のユニットを引き抜
いた。そしてハルは永遠に沈黙した。
── アーサー・クラーク/伊藤 典夫・訳《2001年宇宙の旅 19770430 ハヤカワ文庫》P000
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── Arthur C.Clark《2001:A space Odyssey 1968 》
── Arthur C.Clark/山高 昭・訳《自伝・楽園の日々 19900831 早川文庫》
「一九九二年のきょう、ハル9000コンピューターはイリノイ州で
開発された」とハル自身が人間に話しかける。2001年、ハルは木星
に向うディスカバリー号六番目の乗組員となった。この映画は三十年後
の宇宙旅行のほんとうの姿に迫ろうとした最初の作品だ。
R・シュトラウスの曲にのって宇宙空間を行く船になんともいえぬ美
しさ、壮大さ。それにくらべて船内の孤独な人間たち。長い時間をもて
あますような日々だ。反乱するハル。コンピューターの果たす役割とそ
の恐ろしさを見せてぞっとさせた。2001年の案内役はスタンリー・
キューブリック監督だった。難解さもあったが活劇ではなく正統派SF
映画として評価が高く何回も上映された。〜一九六八年アメリカ映画〜
── 石子 順《映画366日館 19850330 教養文庫》P000
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── 石子 順《映画366日館 19840104 〜 1228 東京新聞夕刊》
── かつて詩人や作家は、星によって運命を占ったが、やがて人類が
星の運命を決めるだろう。
── 《夢伝説 20011015 23:00-23:59 NHK》
〜「アーサー・C・クラーク」2001年宇宙の旅ほか 〜
── 2001:A space Odyssey 地球人が月から木星旅行に成功するが、
地球に帰還するとルイ十六世時代に戻っていたという。時空を極端に超
脱した空想映画を、シネラマと大音響で見せる。こけおどし。監督は
スタンリー・キュブリック。(昭四三・四・一一)
── 田中 純一郎《日本映画発達史X 19760710 中公文庫》P176
Zoroastres,Spitama -627‥‥ Persia -550‥‥ 77
Strauss 2,Johann 18251025 Austria 18990603 73
Nietzsche,Friedrich Wilhelm 18441015 Duitch 19000825 55
Chandler,Seth Carlp(Carlo) 18460917 America 19131231 59
Strauss,Richard 18640611 Duitch 19490908 85
Baumann,Emile 18680927 France 1941‥‥ 73
Gillespie,John Birks (Dizzy)19171021 America 19930106 75
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01月12日(日)
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