ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 島崎家の人々 〜 夜明け後の年譜 〜
 
 Ex libris Web Library;島崎 藤村(著者近影)
── 《現代文豪名作全集 4 島崎 藤村 集 19530425 河出書房》瀬沼 茂樹・編
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB22JM
 西暦(齢)主な出来事(加藤 武雄・年譜)
 
 島崎 正樹 藤村の父 18310613 長野 馬篭 18861129 56 /天保 2.0504
/本陣・庄屋・問屋当主17〜《夜明け前》青山 半蔵のモデル
♀島崎 縫子 藤村の母 1838‥‥ 長野 馬篭 18961025 58 /コレラ死/妻籠本陣の娘“ぬい”お民のモデル
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 島崎 藤村   作家 18720325 長野 大磯 19430822 72 /明治 5.0217 西筑摩郡神坂村字馬籠
/正樹(43)&縫子(36)の四男/籍=春樹
 
1873‥‥( 2) 1
1874‥‥( 3) 1
1875‥‥( 4) 1
1876‥‥( 5) 1
1877‥‥( 6) 1
1878‥‥( 7)神坂村小学校入学。
1879‥‥( 8) 1
1880‥‥( 9)
188104‥(10)長兄秀雄、友弥と共に連れられ上京。京橋槍屋町の長姉
園子の嫁ぎ先高瀬 薫方に寄寓し、泰明小学校に転入。
1882‥‥(11)高瀬家帰郷のため、高瀬の縁者力丸 元長方に寄寓。
1883‥‥(12)高瀬と同郷の士族、代言人(弁護士)の吉村 忠道方へ
寄寓。銀座四丁目
1884‥‥(13)海軍省官吏、石井其吉に英語を学ぶ。
1885‥‥(14)1
1886‥‥(15)漢学者武居用拙に「詩経」「左傳」を、英学者島田奚疑
に英語を学ぶ。三田英学校(後の錦城中学校)入学。
  1129 父 正樹、郷里の座敷牢内にて狂死。
1887‥‥(16)吉村氏日本橋浜町に移転。神田の共立学校に転学、木村
熊二の教えを受ける。
  09‥ 明治学院に入学、戸川 秋骨、馬場 孤蝶らと同級。
18880617(17)先師木村 熊二の手により、高輪台町キリスト教会で受洗。 1 1
1889(18)1 2 1
1890(19)1 3 1
1891(20)明治学院卒業。吉村氏横浜に雑貨店「まからずや」を開き、
しばらく手伝いに行く。1124 祖母桂子死去、長兄秀雄に代わり葬儀
のため帰郷。木村熊二の知人巌本善治主宰「女学雑誌」に翻訳を乗せる。 4 1
1892‥‥ (21)掲載、しばらく同誌に翻訳等の仕事をする。
── 無名氏(匿名)《人生に寄す 189201‥ 女学雑誌》第298号
  10‥ 明治女学校教師となり牛込に下宿、教え子に佐藤 輔子がいた。
 星野天知、北村透谷、平田禿木を知る。 5 「春」の時代
189301‥(22)「文学界」創刊、同人となり以後終刊まで同誌に作品を
寄稿。同月下旬、突然、教職を辞し一番町教会の籍も脱し、
  0201 創刊された「文学界」を手にして関西へ旅立ち放浪(約9ヶ月)。
鎌倉円覚寺帰源院にも滞在。秋は東北一の関へ行く。
  10‥ 帰京 長兄秀雄の下宿に身を投じ再び吉村家へ戻る。
  11‥ 母及び秀雄の家族が上京、下谷三輪に住む。 6 「春」の時代
 
189404‥(23)再び明治女学校教師となる。輔子は高等科を卒業。
 北村 透谷 作家・詩人 18681229 相模 東京 18940516 25 /首吊自殺/明治 1.1116/籍=門太郎
 
  05末、秀雄は水道鉄管にからむ私文書偽造で収監される。次兄は朝
鮮に行き、三兄友弥は京橋の木綿問屋の奉公生活に失敗して秀雄の家に
寄寓していたため、結局藤村が一家をささえることになり三輪町に居を
移す。学校でも気力がなく、「燃えガラ」とあだなされる。
  06‥ 田山 花袋、透谷の死を悼み、短歌を「文学界」に送ったこと
から同人との交友が始まる。
 
  0722 藤村と一葉の初対面(新旧同日生)
 島崎 藤村 小説 18720325 長野 東京 19430822 72 /明治 5.0217/籍=春樹
♀樋口 一葉 小説 18720502 東京   18961123 26 /明治 5.0325/籍=奈津(なつ)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20110325 うらむらさき 〜 悪女が作家になるとき 〜
── 《透谷集 189410‥ 》編纂  7 「春」の時代
 
1895‥‥(24)母とともに一家を本郷新花町に移る。0813、札幌農学校
講師鹿討(ししうち)豊太郎に嫁した佐藤輔子が札幌にて病死。同月教

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08月22日(日)
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