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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 生地(せいち・きじ)
2002 年 12月 11日
注目の判決公判が始まった和歌山の毒物カレー事件。この日を特別な
思いで迎えたのは、「極道の妻」などで知られるノンフィクション作家
の家田荘子さん。平成11年5月の初公判から真須美被告への接触を試
みてきたからだ。
家田さんは初公判直後から「日本中をわかせた事件だっただけに、ど
んな人物なのか、真実はどうなのかを直接会って聞きたかった」と、拘
置所の真須美被告との接触を計画。公判用のスーツなどを差し入れる一
方、手紙を送り続けた。
「スーツは、和歌山市内の百貨店の売り場の人に、真須美被告の好き
なブランドと服のサイズを教えてもらい、黒やグレーなど3着を差し入
れました。自己紹介や世間の動きなどを書いた手紙もかなりの数を出し
た」
だが、真須美被告からの反応はなかった。家田さんは「作家として出
しているので、『取材』という意図は伝わっていると思いますが…」。
真須美被告の印象について、家田さんは「(会ったことがないので)
わからない」としながらも、「逮捕前、マスコミに出過ぎだったし、し
ゃべりすぎだった」と指摘。公判に入った後、一転して黙秘を続けてい
ることには「自分を守るために、自分の信じる道を進んでいるのでしょ
う」。
そして、「被害者がたくさんいる大変な事件だけに、判決内容をよく
検討し、改めて真須美被告への取材に向けて動きたい。今だから話せる
こともあると思うし、実際に会えるまでコンタクトを続けたい」と話し
た。
12月08日(日)
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