ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 黄猿の困惑 〜 人種差別から白人至上主義へ 〜
ていた農場の監督であり、戦時中に日本軍の捕虜となって、白人と有色
人種の立場の逆転を経験し、それが原作小説である『猿の惑星』の執筆
動機になっており、「人間を支配する猿=日本人」という暗喩が込めら
れていたからであると言われていた。しかし、実際にブール本人がこの
事について言及したことはなく、またブールは日本軍の捕虜になったこ
とはなく、彼を捕虜にしたのはヴィシー政権下のフランス軍であり、日
本人を猿に見立てて描かれたという説には証拠となるものが無い。
(Wikipedia 20150900)
 
…… ブールの行動については2つの異なる経歴が知られている。
(ウィキペディアの叙述は、加筆修正のばらつきがあり、諸説に分れる)
 
 一人の作家が思いついたのではなく、いまも白人至上主義は存在する。
 さきごろの差別テロに、黒人初の元大統領がツィートして共感された。
https://twitter.com/awalibrary/status/897974926757445632
 
https://www.j-cast.com/2017/08/21306295.html
 米の白人至上主義者、7割が「純粋白人」じゃない?!
 関係者の「遺伝子検査結果」を分析、米研究機関が発表
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1503338361/-100
 
【英緬日】 敗者の条件 〜 日本人捕虜の見た英国女性 〜
 
── 会田 雄次《アーロン収容所 〜 西欧ヒューマニズムの限界 196211‥ 中公新書》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/412100003X
 
 Aida, Yuuji 西洋史 19160305 京都 19970917 81 /京都大学教授“学者タレント”
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19970917 敗者の条件 〜 アイーダ先生との対話 〜
 
 ビルマで捕虜生活を送ったアイーダ先生に、とっておきの話を聞いた。
 あるとき収容所を出て、英軍将校の自宅に「下男」として働かされた。
 居間の掃除をしていると、スッポンポンの将校夫人が通りすぎた。
 
 あっけにとられて見送ったものの、バスルームから出た夫人は、その
場にいる日本人男性を、ふだんから人間だと思っていなかったらしい。
 あたかも家畜のごとく無視されていたことを悟らされたそうだ。
 
 いま思うに当時の与太郎は、戦記ものには興味がなく、先生の著書を
深く読み込んでいなかった。酒席の冗談ばかりで、軽薄な若輩だった。
 あるとき、ふと先生が不機嫌になられたのは、それがバレたのだろう。
 
(別記)使役した白人でなく、使役された日本人からの視線に注意。
── 伴 武澄《アーロン収容所の英軍女性兵舎の掃除 20051119 萬晩報》
http://www.yorozubp.com/0511/051119.htm(原文引用)
 
(将校の下男は、下記のエピソードと混同している)
── 五味川 純平《人間の条件 第一部 19560810 三一新書》19580710
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB0CF8
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/19560810
 人間の条件 〜 千三百万部のベストセラー初版 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19580131 総目次
 
2014年05月06日(火) * 猿の文化史 〜 人は如何にして退化するか 〜
2009年01月15日(木)   水際の英雄 〜 Miracle of Hudson River 〜
2007年04月02日(月)   SF入門 〜 How to Science Fiction 〜
2007年03月02日(金)   贅沢考 〜 負け惜しみの力学 〜
2006年11月11日(土)   JOKE BOX 〜 航空専科・冗句箱 〜
2006年06月02日(金) * 盗作疑惑@いわし掲示板
1995年12月28日(木)   《映画100年表》解題
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%B1%EE%A4%CE%CF%C7%C0%B1
 猿の惑星
http://twilog.org/awalibrary/search?word=%E7%8C%BF%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F&ao=a
 

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08月22日(火)
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