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与太郎文庫
by 与太郎
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■ レミの会 〜 平野家の人々 〜
オリジナルな譜面の、編曲技術が必要不可欠だったのである。
◇
高校を卒業して、英語部の同窓会に誘われ、ポール先生に再会した。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20001007
ポール先生、さようなら 〜 続・教え子の消息 〜
架空の、長々しい手紙は、事情の分らない読者にはちんぷんかんぷん
だが、そうでない者には、かなり思いきった告白が含まれている。
むしろ名を伏せた者に関する重要な記述がある。
この日は、菅野くんも出席していたが、とくに話すことはなかった。
しかし、彼女らしい発言は、むかしとおなじように耳に入った。
「あ、与太郎さん、ネクタイを締めなおしてる!」
与太郎は、さきに酔っていたため躁状態にあり、落着きがなかった。
そこで、記念写真の撮影がはじまると、いそいでネクタイを直した。
(カメラマンが被写体になるときの、反射的行動ともいえる)
つまり彼女の、こういう観察力が、平野レミに共通しているのだ。
気づいたことを、パッと口にして、ほとんどの場合だれも傷つけない
感性が備わっているのだ。一言でいえば“ボーイッシュ”なのである。
◇
女性の魅力は、母性・中性・妖性に分類できる。
どっちが優れているかは分らないが、三つを兼備した女性は少なく、
ほとんどは二つが混在しているのではないか。
念のためいうが、感性に乏しいカサカサの女性は論外である。
どんよりと無感動な男性と同じく、好奇心や想像力のない男女には、
こういう議論そのものが退屈なはずだ。
もっと云えば、一つが欠如しているか、あるいは欠如していなければ、
矛盾した人格になるのではないか。このつづきを論じるには、かつての
夜の恋人たちにも言及しなければならないので、まずはこれまで。
わけあり女シリーズ(未完)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050608
ミセス・ロビンソン 〜 謎のような女 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070102
悪魔のような女 〜 ワイドショーの女たち 〜
(20070422 10:57)(20140207)
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04月12日(木)
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