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与太郎文庫
by 与太郎
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■ あまちゅあ・かっぽれ
おそらく、指揮者だった私が、実はいちばん才能のない、下手くそで
はなかったか。 (19711126)
── 《関西モーツァルト協会々報・第三号 197112・・ 》
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── 二十二日に近江兄弟社へいった。なかなか親切で我々も少なから
ず希望を与えられた形である。其地には関心のある人が多く、ほゞ成功
のようだ。一切は会社と村田師にまかせきっている。つまり無料の奉仕
であるか、有料の演奏会とするかであるが、いづれにせよ工場内の寮に
宿めてくれ、体育館を会場に整備してくれるようだ。彦根には兄弟社か
ら其地のYMAC理事に紹介状をくれよう。近江八幡ではそこの同志社
人会も後援してくれるから心強い。順序逆になるが村田幸男氏は岩倉で
4年間教えて居られた人で、話のわかる同志社人である。この人と上野
出身の小林という学園の音楽教師(ピアニストでもある)が良く理解し
てくれている。/モーツアルトのアレルヤをも一度やったらどうか。
── 吉田 肇(Let'19590622)
上の書簡は、ひとりで演奏旅行の事前交渉にあたっていた“ゴリ”の
面目躍如たるもの。上野(東京芸大)出身の、近江学園のピアニストに
出会って、たちどころに《アレルヤ》を思いつくなど、なみなみならぬ
外交的センスがうかがわれる(この中間報告では、独奏者やメンバーの
人間関係についても配慮している)。
チェロの首席奏者は、同志社交響楽団OB・高田逸夫氏。田中さとる
(京都放送アナウンサー)氏の司会で、円山音楽堂における合同演奏会。
マスカーニ《カヴァレリア・ルスチカーナ》間奏曲は、カトリックの
祈祷文《Ave Maria》を歌詞にして、ソプラノ独唱されることもある。
フルートの第二奏者は(実は)前年から器楽部顧問となった森田昭典
(物理)教諭。このあと中国人の陳 正雄君が加わり、第四奏者となる。
最前列で聴いていた人とは高橋勘(数学)校長、さすがに耳ざとい。
S君は佐伯和男、W君は若林通夫(この夏はじめて出会った新入生)。
若林君の先輩にあたる新開一朗君は、高校オーケストラでは唯一ピカ
ピカの新品ホルンを吹いていた。“S41年卒”は、大学卒業年度であり、
プルミエ・プル(プル)は一等賞、首席卒業と訳すこともある。
馬場久雄君から送られた《同響七十年誌》のコピーには、セカンド・
マスターだった堀江公麿君の文章《卒業後31年を経て》もみえる。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19950301
ワカバヤシ・ミチオ 〜 カンヌより同響の皆様へ 〜
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11月26日(金)
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