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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 師弟書簡 〜 フロイト家の人々 〜
フェレンツィは二人で旅行したり、フロイトと自分の間にはどんな秘
密もあってほならないといい、完全な一体を求めたのであるが、このフ
ェレンツィに対してフロイトは書いている。
「私はあなたが想像しておられるような精神分析の超人ではない。……
また私はもはや、自分の人格を完全にさらけ出す必要はなくなっていま
す。……それはあのフリースとの一件以来その必要がなくなったのです。
それ以来、私の同性愛的な傾向の一部は解決され、私の自我はもっと強
くなっている。……」
またその幼児期体験にまでさかのぼると、幼いフロイトは、一歳年上
の甥ヨーハンといつも二人づれでいたずらをし、特に一緒になって姪の
パウリーネをいじめたりした記憶(二人で強姦したという空想)が回想
されている。
同性愛心理の分析
ところでフロイトは、別な同性愛に関する論文で、そしてまた、有名
なレオナルド・ダ・ヴィンチの分析を通して次のように論じている。……
── 小此木 啓吾《エロス的人間論 19700916-19801030 講談社現代新書》P258-259
12月08日(日)
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