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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 雪冤の歳月 〜 Years of Injustice 〜
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4480027211
── プルースト/井上 究一郎・訳《失われた時を求めて 01-10 ちくま文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4480027300
〔Quora〕
日野クリスさんのプロフィール写真 フォロー
個人事業者の英語コーチ (1996–現在)更新日時:3年前
色覚異常であった私
…… 賢い人は誰よりも静かでいることが多いのはなぜですか?
能ある鷹は爪を隠す、かしらん。
周りにいる人達の知見や意識が低い場合、下手に口を出すと「馬鹿」
だと誤解されます。もちろん馬鹿には変わりはないんですが、他人にそ
う思われたくない、という保身が働きます。
ほとんどの人達は、複雑系科学がどういったものかを全く知りません。
ジュラシック・パークという映画には、複雑系科学の要素が入っていま
す。映画の中でマルカムという数学者が、「相空間における系のふるま
いがもたらす帰結」を言い、ジュラシック・パーク事業の失敗を予感し
ます。
これを更に書くと、多くの人達から、私は確実に馬鹿だと思われる可
能性が高くなります。「なにをごちゃごちゃ抜かしてんねん。お前は天
然のアホか」と言われかねません。
私は科学者ではありません。でもなぜ複雑系科学に興味があるかと言
えば、小中高と私は理科少年だったからです。旧帝大の一つにあった理
学部宇宙物理学科に進学することを夢見ていました。だから、高校生の
頃、相対性理論や量子力学にのめり込んでいました。
でも、色覚異常であった私は、進学どころか入試さえ受ける資格がな
く、理系の道を歩むのを断腸の思いで断念しました。
その余波もあり、私は今も科学の本を読んでいます。その科学の本か
ら得る知識を時折、科学に感心のない私の妻に話すと、「気分が悪くな
るからそれ以上話さないで」と警告されます。内心、「この人は馬鹿じ
ゃないのかな」と思っているようにも感じます。でも彼女は私の妻です
から、「はい」と言って、話題を変えます。
私の職業は、異文化研修業で、副業が英語の講師です。でもコロナ過
の現状、研修の仕事は途絶えて、英語を教えることが本業になっていま
す。
その英語でさえ、私は英文法などを引き合いに出して、いろいろ述べ
ると、多くの人達、英語人でさえ、食傷気味になり、「いい加減にして
くれませんか」と言われかねません。内心、「こいつは真正馬鹿か」と
思われているかもしれません。英語の達人にも英文法の要点を話すと、
とたんに嫌われます。
(余談ですが、私が英文法に惹かれるのは、私の素地が理系だからかも
しれません。分析思考と論理思考が大好きなんです。私は英語を複雑系
科学的に捉えているようです。「無数の構成要素からなるひとまとまり
の状態で、各要素が他の要素と常に相互作用を行い、全体として見ると
部分の動きの総和以上の何らかのふるまいを示す」、それが英語だけで
なくどんな言語にも適用されると思っています。言語は、絶妙な均衡の
上に成立している、そんな気がしています。その分析手法として、文法、
心理、文化などを用いています。心理も文化も複雑すぎます、だから、
私は好きなんです。私の文法論は、異文化心理要素も入っています)。
この Quora でも、用心しながら、英語の質問に回答しますが、つい
つい異文化文法論へと暴走し、数名の英語の達人らからかなり嫌われて
しまいました。ましてや、これを複雑系科学と関連して話しなどしよう
ものなら、どうしようもない阿呆だと思われるのが関の山です。
おとなしくしている方が身のためだとは知っているのですが、英語に
関する質問があると、どうも私は暴走します。馬鹿は死ななきゃ治らな
い、と世間では言われますが、私の場合は、死んでも治らないような気
がしています。
科学に関する質問に答えるほどの専門的知識も知見もないので、傍観
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11月24日(日)
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