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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 対死 〜 Against death 〜
の近くに住む親戚に引き継いでもらう、子世代の住むエリアの墓地に改
葬するなどの選択肢があります」(吉川氏)
こうした「墓じまい」が話題になる一方、大阪市にある柳谷観音大阪
別院・泰聖寺の純空 壮宏住職は、「最近はそれ以上に『仏壇じまい』
の相談が多い」と語る。
「田舎の両親が他界したり、介護施設に入るなどして実家を処分する時、
多くの人が仏壇の処理に困っています。仏壇はそのままの状態では廃品
業者も回収してくれなくて、僧侶が『魂抜き(閉眼供養)』をする必要
がある。魂を抜いた仏壇は家具と同じ扱いになり、業者も回収に応じて
くれます」
純空住職が魂抜きをする際は、依頼者の家で供養をした後、同行させ
た回収業者が仏壇を引き取っていくのだという。
「場所にもよりますが、費用は魂抜きが2〜3万円、回収費用が2〜4万円。
魂抜きをした後に粗大ゴミとして出せば2000〜3000円で処分できますが、
近所の人の目もあるのでなかなかやりづらいでしょう」(純空住職)
仏壇同様、位牌の処分を希望するケースも増えてきた。
「位牌を処分する際は、『没年月日と戒名だけは記録しておいてほしい』
と伝えています。
すべてを廃棄したら、ご先祖様のことが何も分からなくなってしまい
ます。これからは仏壇も位牌も処分が進んで、手を合わせるところがな
い家ばかりになっていくでしょう」(純空住職)
葬儀は簡素になり、墓も仏壇も変わっていく。常識の激変をどう捉え
るべきだろうか。
「故人に対して尊崇の念を持つことの大切さは変わりません。コロナを
機に、“大切な人とどうお別れするか”について深く考えてみるとよい
でしょう」(前出・吉川氏)
“見送り方”が変わっても、変わらないものもあるはずだ。
(※20210611 週刊ポスト)
〔scrap〕
…… 社会は変わるし、変えられる ⦅しんぶん赤旗 19280201 創刊⦆
―― 志位 さんと語る学生オンラインゼミ(3)(20210604)
Who is Mr. Nakayama ?
中山 □□
志位 和夫 共産党委員長 19540729 千葉 /19930718-(6)衆議院議員
■「借金を増やしても心配はいらない」という立場にはくみしない
中山 では、学生の方から質問などありますか。
学生 ありがとうございます。借金について調べているときに、「日
本の円は信頼があるから、借金はとくに問題がないんだ」という意見だ
とか、そういうものをよく耳にするんですけれど、そういうものについ
てどうとらえたらいいのか、また、共産党はどう考えているのかを教え
てください。
志位 私たちは、「借金を増やしても心配はいらない」という立場に
は、くみしません。
たしかに、日本の場合は、借金のほとんどは外国ではなく、国内で借
りたものですし、いざとなれば日本銀行がお金を発行して国債を買って
しまうこともできます。
しかし、「財政破たん」というのは、「借りたお金が返せない」とい
うことにかぎらず、別の形で起こることもあるんです。
いざとなれば日銀がお金を発行できるといっても、好き勝手にいくら
でもできるわけではありません。
お金というのは、物やサービスを売り買いするための手段ですから、
物やサービスの流通量に見合ったお金の量が必要になります。
物やサービスとの関係で、お金ばかりがどんどん膨らんでいったらど
うなりますか。お金の価値が下がってしまいますね。
お金の値打ちが下がるということは、「インフレ」になるということ
です。
多少の「インフレ」ならともかく、年に10%とか20%もの急激な
「インフレ」になったらどうなるか。そうなると、働く人の実質賃金が
どんと下がってしまう。
あるいは、なけなしの貯金もぼーんと目減りしてしまう。国民にとっ
ての大被害が起こります。
戦後の一時期、ものすごい「インフレ」が起こって、そういう大被害
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06月04日(金)
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