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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 玄人衆 vs 素人衆 〜 八卦よからず 〜
 ただし、労災事故で指を失った者が、再就職できずに、補償金を使い
はたして暴力団に入るケースもあるらしい。あるいは、指を詰めたのを
労災事故だと偽るケースもあるので、いずれもマユツバなのだ。
 
 そういうわけで、指の欠損者を差別してはいけないとはいうものの、
現実には、これ見よがしにチラつかせる者もいるので、気を許せない。
(何人か、酔った勢いで注視したこともあるが、素人には区別できない)
 
 4.謎のアパート
 
 さて、アパートの中年男は、要するに「電話ノミ屋」だった。
 たぶん、つぎのような電話を待っていたにちがいない。
(その場で、一本かかってきたので、やりとりを空想再現してみよう)
 
「もしもし」「はいはい」(すぐには名乗らないが、互いに確認できる)
「タナカだが、1レース、2−3で4本」「はいはい)」
 これだけを、中年男が復唱しながらメモして、電話が切れる。
 
 第1レースの馬券「2−3」を6枚買った、という契約である。
 たぶん「タナカ」は本名だが、どこの誰かは、会員登録されている。
 実際のレースの直前まで受付けるらしい。
 
 かりに、他の者が「タナカ」に成りすましても、見ず知らずの第三者
であるわけがないので、すぐにバレるだろう。
 この段階で危険を突破しても、賞金を得る手続きで難航するはずだ。
 
 当らなかった場合は、本来の「タナカ」に対して請求される。
 自分は「知らない、覚えがない」と主張しても、相手にされない。
 面倒をおこすより、おとなしく掛金を払ったほうが安全だ。
 
 ここで視界を転じ、客の「タナカ」が電話する状況を再現しよう。
 客の「タナカ」は「素人衆」で、江戸時代なら「旦那衆」である。
 時間的に自由な商店主など、自営業が多いはずだ。
 
 来客中でも、ふと思いたって、電話することもあるらしい。
「タナカだが、1を、2−3で4本、おねがいします」だけで通じる。
 喫茶店などで、テレビ中継を見ながら、席を立つ者は怪しい。
 
 5.ノミ賭博システム
 
 マスコミやコメンテーターは、よくも知らずに「暴力団の資金源」に
なっていると騒いでいるが、それほど大規模なシステムを要しない。
 安アパートを転々とすれば、誰も追跡できないはずだ。
 
 設備も資金も要らないので、誰でも胴元になれる。
 賞金は即日支払うが、掛金の集金は次週まで猶予される。
(客の勝ち分を「呑む」ところから「ノミ」行為という)
 
 暴力団の事務所も、電話を置いて、新米の団員に留守番をさせている。
 そばにパソコンも置くので、ネット・サーフィンのアクセスが増える。
 まさか組事務所で、直接「ヤミトバク」を受付けたりはしないだろう。
 
 このブログも、つぎのデータが(日々一定の回数で)検索されている。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030504
 指定暴力団一覧
 
 6.かたぎとやくざ
 
 与太郎は、知らなくてもいいことまで知っていたりする。
 うかつに話しはじめると、その筋に通じているように誤解される。
 きわどい連中に接したことはあるが、まったく無縁である。
 
 むしろ、まったく知識のない人が、あまりに疎いため、運わるく関与
したりすると、世間体を憚って、誰にも相談できない実態がある。
 警察や弁護士は、知りすぎていて、いざというとき頼りにならない。
 
 いまや誰にも遠慮しなくてよくなったので、思いだすままに回想する。
 もちろん、垣間見ただけの情景なので、他にも多彩で複雑なケースが
存在するはずだ。(未完)
 
── ようやく去太郎は、これが遊びでないことに気づいた。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081130
 無聊の悪夢 〜 伊仲グランドホテルにて 〜
 
 ◇
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20100628
 ↑名古屋場所は残した 〜 どーした、婿どの!? 〜 ↓相撲
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C1%EA%CB%D0
 
http://q.hatena.ne.jp/1276663477

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07月03日(土)
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