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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 賢治のセロ
おそらくこの演奏会の直前だろうと、私は推測しているが、病床にあ
った賢治は自分のセロを、50円で買ったという藤原の<孔あきセロ>と
取り換える。
そのとき、宮澤家の蔵から賢治のセロを運び、藤原に手渡したのが宮
澤清六さんである。
その後、花巻空襲で藤原の<孔あきセロ>も焼失したが、賢治のセロ
は藤原が大切に保管していた。
そのセロが宮澤家に戻り、初めて修復されたのは昭和32年11月である
1995年12月修復:久泉清之(東京・調布市在住)。宮澤賢治記念館所蔵。
● 宮澤トシのヴァイオリン
<W5,Manufactured,Masakichi,Suzuki,Nagoya>、明治40年当時10円。
賢治の妹、トシの手製と考えられるヴァイオリン用の布袋に<宮澤ト
シ子>と自署している。
花巻高等女学校の2代目の音楽教論・鈴木竹松(大正3年東京音楽学
校甲種師範科卒、大正3年3月着任、大正5年3月退職)は、課外でヴァ
イオリンを教えたので、このとき、トシも習ったらしい。
賢治はトシの遺品のヴァイオリンを、花巻農学校の生徒でガラクタ合
奏団のメンバーの一人でもある柳原昌悦に貸与した。
柳原は1989年2月に死去。
その後、柳原夫人・こみさんが宮澤賢治記念館に寄贈した。
1995年12月修復:久泉清之
http://www.iwate-np.co.jp/kenji/tkkncd.html
── 《岩手日報と賢治 19‥ 岩手日報社》
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/19200801
生没点描 〜 内田夫妻の誕生日 〜
12月07日(土)
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