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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 創世紀元一六五八年 〜 ノアの箱舟・洪水の季節 〜
ィに支払われた金額は150万円。当時、内閣総理大臣の月給が11万円だ
ったことからみても、いかに高額であったか推察できます。当然、マス
コミなどでも話題となりましたが、この新しいデザインのピースが発売
されるやいなや、売り上げは、前年同月に比べ3倍にもなりました。の
ちに商業デザインの成功例として取り上げられるピースのデザインは、
復興期にあった日本の産業界にも強い影響を与え、「デザインが嗜好ま
で変えた」ともいわれました。また、その濃紺地は「ピース紺」という
新しい色調を生むなど、一般の人々の間にもデザインに対する関心を深
めるきっかけとなりました。
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/tabako/topic/peace.html
たばこの歴史と文化 〜 ピースのデザイン改装 〜
映画「ブレード・ランナー」のエンディングに、雨の中に白い鳩が現
われるのは、いまもってよくわからない。
デーブ・スペクターは、鳩は「白いネズミ」だという。
◆ 夢十二話 〜 時間の虚実 〜
むかし点展のころ、16ミリの自主映画を制作しようと話したことが
ある。例によって、酒場の雑談に終わったが、与太郎は東京時代にも、
篠原や西尾と、ポスターだけのヴァーチャル映画を夢みている。
たとえば、内藤さんが野道を歩いていると、向うから浅井さんが来る。
観客は、二人の間柄を知っているが、映画だから二人は他人である。
内藤さんは、浅井さんをジロリと見て、白々しく通りすぎるのだ。
こういう実験的手法は、おおくの青年が試みて失敗に終わるのだが、
どうしてこんなことを思いつくのか、あるいは虚偽と現実は、知らない
者にとって、どこまで有効なのか、というような疑問がある。
さらにすすめて、ふたりが何かで接触して、だんだん親しくなる過程
を描いているうちに、実は時間の流れを逆にたどっていることが観客に
伝わるような、実験的趣向も考えられる。(浅井さんの夢・参照)
(20080418)
◆ ネギを咥えた鳩 〜 君は鳩を見たか? 〜
あるとき、内藤さんが浅井さんの家に泊まった。
好きなだけ酒を飲んで、ぐっすり眠ったにちがいない。
明け方、目をさました二人は、とても健康な証拠に、空腹を覚えた。
内藤さんが「浅井さん、そろそろ朝メシの時間だね」と催促した。
浅井さんは、しばらく考えてから、こう答えた。
「さっき窓を開けておいたから、もうそろそろ鳩が飛んでくるやろ」
二人のキャラクターを知る者は、こういう話を笑って聞いている。
浅井さんに関して(内藤さんの話を)誰も疑うものはいない。
しかし、そのあと鳩が飛んできたかどうか、誰もたずねたりしない。
また、大幡季生は、こんな話をした。
「向かいの中華料理屋で、焼き飯を食ったんです」「なるほど」
「食べおわって、店内を見ると、いつも丸くなっている猫がいない」
「ふーん」「奥のほうまで覗いてみたが、姿が見えないんですな」
「それで?」「店の主人に聞いてみたんです。あの猫はどうしたの?」
「ほぅ」「すると、何と云ったと思います?」「さぁ」
ここで大幡くんは、目をほそめてオチを云った。「見たな? って」
この話は、もとは妖怪講談“化け猫シリーズ”である。
桂 三枝は、これを演歌歌手の厚化粧に置きかえてヒネっている。
彼女の楽屋を通りかかると、知らない女が化粧をしていた。
誰だろうと思いながら、高座をつとめて帰りがけに、通りかかった。
そこには彼女自身(八代 亜紀)が、にんまり笑っていた。
えっ、と驚いて「あんた、さっきのスッピンの人か?」と叫んだ。
たちまち彼女は目をつりあげて、こう云ったそうだ「見たな?」
さらにつぎのような、オチのない実話を聞いたこともある。
役者酒場・杉ざか屋に、小松方正が入ってきた。
殿山泰司に与太郎が質問して、絶妙の対話が始まろうとしていたのに、
彼は傍若無人に割りこんで、大声で語りはじめた(1967ca 詳細別記)。
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05月23日(金)
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