ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 土下座考
されて自殺した農水省キャリア官僚」(2月21日号)
「もう一人のキャリア官僚自殺 宗男に『土下座叱責(しっせき)』さ
れた自治省幹部」(同28日号)
前者は平成9年8月、都内の自宅で首をつって意識不明の重体となり、
翌月亡くなった水産庁協同組合課長=当時(46)。後者は同年7月、
都内で山手線ホームに飛び込み自殺した国土庁地方振興局過疎対策室長
'=同(41)=で、それぞれ利権を背景にした宗男氏との「関係」を
示唆している。
水産庁の課長は徳島県出身。東大法卒後、昭和50年に農水省に入省
した。7年に畜産局競馬監督課長となり、日本軽種馬農協会理事の宗男
氏と職務上のつながりがあったとされる。
週刊文春の記事によると、北海道の牧場などに視察した際、宗男氏に
事前了解を得なかったことから、難癖をつけられ、「お前の人生をメチ
ャメチャにしてやるぞ!」と恫喝された。
以来、不眠症に悩まされ、水産庁へ異動し、自殺…。夫人が経緯を記
したメモなどから再現し、「本当に悔しい」という夫人のコメントを掲
載している。
この記事をめぐって、夫人は弁護士に相談している。宗男氏側から名
誉棄損などで訴えられることを考えた上でのことだった。
「ご本人は『もう話したくない』というスタンスで、私のところに相談
がありました。つらい思い出であり、家族も含めて、平穏な生活を維持
したいということです」(弁護士)
宗男氏のことや、文春の取材に応じて夫の様子などを記したメモを提
供したことについて、夫人は夕刊フジの取材に「大変申し訳ございませ
ん。そういったことも含めて一切ということで…」と話すだけだった。
一方、飛び込み自殺をした国土庁の室長は北海道出身。東大法卒後、
昭和53年に自治省入省。平成5年から4年間、高知県保健環境部、総
務部の両部長を務め、7年に過疎対策室長として東京に戻った。
「総務部長時代から不眠症に悩んでいた」とされるが、記事によると、
「過疎白書」に絡み、各議員への根回しをしていた際に宗男氏に怒鳴ら
れ、土下座のような謝罪を強いられたとし、数カ月後、疲れ果てて電車
に飛び込んだという。
残された夫人は夕刊フジの取材に、「今回、週刊誌の取材で初めて夫
の自殺との関係で鈴木氏の名前を知りました。夫は仕事を一切家庭に持
ち込まない人。そんなことがあるとは全く知らなかった」と振り返る。
自殺した当時、夫は数カ月前から不眠症に悩みながら、「朝早く議員
会館に行かねばならない。国会に行かねばなどと仕事は多忙を極めてい
た」という。
土下座謝罪を強いられたとされた問題の日には、「その日朝早く、
『北海道の議員に謝らねば』と言っていた。でも、その日が特別に疲れ
ていたとは記憶していないし、その日を転機に、夫の症状がひどくなっ
たというわけでもない」。
そして、自殺した当日、夫人はあまりに疲れていた夫に「行かないで、
休んで」と何度も止めたが、「行かないといけない」と、ふらつきなが
ら家を出て行ったという。
週刊文春が指摘した宗男氏と夫の自殺の関係には、夫人は「鈴木さん
が原因なら告発しているだろうが、原因は全くわからないので、うかつ
に鈴木さんが悪いとはいえない」と話す。
その一方で、「夫は仕事のストレスを内にためるタイプだった」「全
く関係がないとは言い切れない」と判断が揺れている。
最後に、夫人は「主人の問題とは別に、私の個人的な考えでは、鈴木
さんに好感を持っていない」と締めくくった。── 20020308 (夕刊フジ)
♂□□ □□ 国土庁地方振興局 1956‥‥北海道東京 199707‥ 41 列車自殺/過疎対策室長
♂□□ □□ 水産庁協同組合 1951‥‥ 東京 徳島 199709‥ 46 課長08‥首吊自殺未遂
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鈴木 宗男 衆議院議員 19480131 北海道 /1997土下座強要“ムネオ疑惑”
20030317 鈴木宗男:外務省の新人職員に土下座 「おれを知らないのか」
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02月23日(火)
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