ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 朴家の悲劇 〜 Tragedy of the Park family 〜
 捜査内容と朴被告の説明には矛盾が生じ続け、佳菜子さんの死から5
カ月後の2017年1月10日、警視庁は朴被告を殺人容疑で逮捕した。自殺
だと主張し真っ向から否認する朴被告の姿勢は崩れず、裁判の準備には
多くの時間を費やしたという。
 
〔2〕
 
 法廷で喚き、裁判長から「座ってください」
 20190219、東京地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で朴被告は無罪を
主張。弁護側は「朴被告が殺したのではなく、自殺だ」と訴え、朴被告
の供述の変遷については「子供に自殺を隠すためにウソをついた」と
釈明した。しかし検察側の主張は全く異なるものとなった。
 
「検察側は、朴被告は1階の布団の上で佳菜子さんを絞殺して、隠蔽の
ため階段から突き落としたと主張しました。動機については『育児や家
事について不満を言われたり、母親をけなされたりしたことから突発的
な殺意を抱いて首を圧迫して殺害した』と説明しています。佳菜子さん
は朴被告からのDVを、過去に警察へ相談したこともあった。もともと頭
に血が上ると手を上げてしまうタイプだったんでしょう」(同前)
 
 弁護側は佳菜子さんが育児ノイローゼだったと指摘して自殺を主張し
たが、国民から選ばれた裁判員に響くことはなく、1審判決は検察側に
軍配があがった。
 
「そして同年3月6日の判決公判で、守下 実裁判長は朴被告の主張は『説
得力がない』と切り捨てました。その上で犯行については『危険で悪質
だ』として懲役11年(求刑懲役15年)の実刑判決を言い渡した。朴被告
はこのときも『間違っている』などと法廷で喚き散らし、守下裁判長か
ら『座ってください』などとたしなめられていましたよ。朴被告側は不
服であるとして、翌日に控訴しています」(同前)
 
 朴被告をめぐっては、同月27日、東京地裁が異例となる保釈の決定を
している。殺人罪の有罪判決を受けた被告の保釈が認められるケースは
初めてに等しく、「殺人犯を外に出すのか」と言わんばかりに大手マス
コミが批判的に報じた。
 
 講談社は朴被告に寄り添う姿勢
「世論を鑑みて、東京高裁は保釈を取り消しましたが、この件で、朴被
告側は控訴審での逆転勝訴に一縷の望みを見出したところもあったよう
です。しかし今年1月末の判決で中里 智美裁判長は『自殺の現実的な
可能性はない』と切り捨て、控訴を棄却しました」(同前)
 
 2審でも実刑判決が下ったが、これまで休職中として敏腕編集者の裁
判を見守ってきた講談社は《社員は上告の意向を表明しており、今後の
推移を見守りつつ、社として慎重に対処してまいります》とコメントし、
最後まで朴被告に寄り添う姿勢を見せている。
 
「11年の実刑判決は比較的重いといえるでしょう。裁判所側は子供のよ
うに法廷で騒ぎ、無罪を主張する朴被告の態度をみて、反省していない
と考えているのではないでしょうか。最高裁で『無罪』を勝ち取ること
は、よほどのことがない限りは無理でしょうね」(同前)
 
 朴被告は亡くなった佳菜子さんと残された子供たちに今、どのような
思いを抱いているのだろうか。
 
 西川 義経/Webオリジナル(特集班)
https://news.yahoo.co.jp/articles/25ae123c47f8bce5fcb6ed2a44d75f0b97c2fb7e?page=2
 
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07月22日(火)
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