ID:85567
Kenの日記
by Ken
[99106hit]

■賑わう長崎
今日午前中に長崎市の大浦にある陸運支局にいってきました。途中の国際航路船が着岸する波止場には中国から来たという大型客船が停泊していました。客船の接岸している波止場には多くの観光バスが停車していました。タクシーの運転手さんの話では、客船の乗客は何台ものバスに分乗して「免税店」に買い物に出かけるのだそうです。更には近隣の観光地に出向くことになるのでしょう。中国からの観光客の来日は再び活況を呈しているようです。

「飛行機」で日本にやってくると持って帰ることが出来る「御土産」の量はかなり限られますが、「船」で来るとかなり大型なものとか大量の御土産を持って帰ることが出来るのです。日本では「免税店」が御土産を船まで運んでくれるのでどんどん買ってしまうようですが、中国に帰ってから「船」から自宅までの運搬が大変だろうなと想像されます。

長崎は明治産業革命遺産が世界遺産に登録されましたし、そのほか教会などのキリスト教関係の名所・旧跡、出島
の江戸時代の貿易港関係の旧跡、更には原爆投下に関する旧跡など、大変豊富な文化遺産・観光遺産が残されています。それは次第に整備されてきているので観光客の数は増加しているようですが、まだまだ「長崎」の街として観光客向けのインフラも含めて一体的に整備されるという状況にはなっていません。昨年訪問する機会を得たイタリアの「フィレンツェ」は小さい街ですが、文化遺産と観光客インフラ・食文化が上手く融合して整備されて「世界クラス」の観光都市になっていました。長崎は「素材」が豊富に揃っているので、整備の仕方次第では「世界クラス」に近づくことも可能だと思いました。

昨日は駅前のホテル「ウィングポート」に泊まりました。久しぶりの揺れない寝床なので大変ゆったりと眠れました。今日は長崎での仕事が終わったので急遽飛行機の座席を確保して自宅に戻りました。全日空は満席なのですが、15時5分発の日航便に二つの空きがあったので帰ることが出来ました。三菱重工の城下町長崎は金曜日は単身赴任者や出張者が東京に戻る需要が大変多いようで、飛行機便の確保は大変難しいことを思い出しました。
09月11日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る