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Kenの日記
by Ken
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■須坂の実家に帰省
昨日長野県須坂市の実家に帰り今日の午前中に「とんぼ返り」で埼玉に戻ってきました。昨年11月自宅敷地境界線の確認のために帰省した時以来ですので7か月振りです。冬の寒さが厳しい信州では、冬場住む人の居ない家では水道や風呂・湯沸かし器の凍結対策をしないと残った水が凍結して水道管や器具を破損してしまいます。
そうならないように昨年11月には各水道栓の水を抜き、湯沸かし器・トイレ水槽などは水抜きをし、風呂釜は凍結しないように「循環装置」が働くような分量の水を確保して電源を通して置きました。これらの冬対策のお陰で水道管も設備器具を大丈夫でした。草取りも少ししたのですが雑草が伸びるのはこれから梅雨明け後のようでこの季節はそれ程茂ってはいませんでした
復路で須坂を朝出発すると昼食は長野道「横川サービススエリア」で取ることが出来ます。ここでは嘗て「国鉄・JR横川駅」で販売されていた「おぎのやの釜飯」を食べることできます。妻も私の新幹線の通っていない時代の「横川駅」を知っているし、そこで「釜飯」を食べた経験がありますから、「釜飯」を食べると昔のことを思い出します。
「横川サービスエリア」の「おぎのや販売コーナ近くには嘗て国鉄・JR信越線に走っていた急行が「上野―湯田中」の看板を付け横川駅に似せたプラットフォームに展示されています。嘗て急勾配区間の前後で連結機関車の接続・取り外しのために「横川駅」では数分間の停車時間がありました。この間に「釜飯」を買うのです。
この列車も信越線の急行列車の中でも特殊な列車で、信越線更埴駅から長野電鉄線に乗り入れて終点の湯田中まで走っていた特別バージョンです。この長野電鉄河東線の屋代・須坂間は廃止され嘗て線路の有った場所だけが確認できる程度です。
高速道路は関越道の鶴ヶ島ジャンクションから圏央道に入り「桶川北本インターチェンジ」で高速を降りて上尾道路を南下するルートを通っています。上尾道路の工事はどんどん進んでいて今年度中には「大宮−桶川北本インター間」が全通する予定だそうです。圏央道も「桶川北本―白岡菖蒲」間が完成する予定なので今年度末には大いに利便性が向上します。今日は私の60回目の誕生日でした。新幹線・高速道路の全く無い時代に育った身としては高速交通網が次第に発達していく時代は、そのまま自分の過ごしてきた人生のイヴェントの思い出とダブります。「こんなに便利になったのか」という感想と「便利になったからといって田舎の魅力が増すものではない」という思いが交錯しました。
06月07日(日)
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