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Kenの日記
by Ken
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■会社の池の雛8羽
月曜日に会社の池に現れたカルガモの雛10羽ですが金曜日の夕方時点で8羽残っていました。月曜日からの5日間で2羽が擬制になったようです。カラスか野良猫に襲われたと思います。今日の午後池のカルガモが異常なほど騒がしいとおもったら、池の近くに白い野良猫が近づいていました。野良猫は池の縁ギリギリに襲う姿勢をとって「カルガモの雛」が近づいてくるのを待っているようでした。
非常に間が悪いのですが、雛を守ろうとする親ガモが勇敢にも猫に向かって近づき大きな声をあげているのですが、無邪気な8匹の雛は親の後を突いて回るので結果的に野良猫の方に近づいていってしまいます。人間が近づいたことに気付いた猫が池を離れたので「雛」は難を逃れましたが、親の勇気ある行動が雛を危険に晒す皮肉な光景を見てしまいました。
猫とカラスに狙われると非常に危険なカルガモの雛ですが、カルガモの大人の他に「味方」がいることが分かりました。それは池の周りの木にやってい来る「尾長」です。池近くの大きな木にはカラスもやって着ますが、最近「尾長」が多数やってきて「カラス」と縄張り争いを演じているのです。カラスが「カルガモの雛」を狙って大木の葉陰に身を隠していると、「尾長」がきてカラスを追い払おうしている光景を何度か見ました。「尾長」の縄張りを守ろうとする行動が結果的にカラスを遠ざけていることが分かりました。
生き残った8羽の雛は泳ぎを上手になり動きも素早くなりました。カラス・猫から逃れる体力を身に付けたと思いますが、同時に色々な物に興味を持って親から離れる時間が長くなっているので、油断をしているとカラス・猫の餌食になってしまいます。土・日の会社の池は非情な弱肉強食の場となります。
06月05日(金)
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