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Kenの日記
by Ken
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■香港「西貢」の海鮮料理など
今回香港の滞在先としてタイムズスクエア(時代広場)ビルの隣の「ホリディイン・イクスプレス」を選んだのですがこれが大正解でした。香港での訪問先の「G社」はタイムズスクエアビルに入居しているし、NTTの現地法人も高速を渡ったすぐ傍のビル、香港のパートナーの「Lさん」のオフィスもホテルから歩いて5分とかからない場所にありました。地下鉄では香港島を東西に横断する「港島線」(Island Line)の銅鑼湾(Causeway Bay)駅に隣接しています。少し南側には「香港競馬場」がありますが、ビルの19階にある「L」さんのオフィスからは競馬場が良く見えました。

お昼は「NTT現地法人」の「Sさん」の案内で本場の「飲茶」を頂きました。「Sさん」はインド人です。カナダで生まれたのでインドのヒンドゥー語を始め、英語・仏語・ロシア語など数ヶ国語を操る法律の専門家です。残念ながら日本語と中国語は話せません。「Sさん」にはインド拠点設立の時に大変お世話になったのでした。彼は今でもそのビジネスセンスを縦横に活用しインドビジネスで大活躍しています。彼の秘書の「Aさん」の案内で、オフィス近くの何時も行くという飲茶の店に行きました。レストランの名前は「麗都総廚」。多くの地元の方が美味しそうに飲茶を食べていました。「Aさん」が美味しいものを頼んでくれ、飲茶を堪能しました。

後午から「Lさん」のオフィスで打ち合わせをしました。「Lさん」とは初対面であったのですが、数時間話をしている中に意気投合して「Lさん」が夕食をいっしょにと誘ってくれたので、お言葉に甘えさせていただきました。「Lさん」が連れて行ってくれたのは「西貢」という海に面した田舎町。香港島から車で40分位はなれた場所にありました。

香港は1997年にイギリスから中国に返還されたのですが、返還されたのは香港島・九龍とその北側の「新九龍」「New Territory」(新界)という地域なのです。実は香港島・九龍の租借には期限がなかったのですが、香港島を経済的に支えるために「新九龍」「New Territory」に99年という租借期限があったのだそうです。その期限が1997年6月30日後午12時だったのです。発展した香港・九龍はその背後の「新九龍」「新界」なしには存在しえなくなり、その租借期限延長を中国政府から断られたイギリスはやむなく香港を返還したという訳。「Lさん」曰く、香港・九龍が発展したのはイギリスが香港・九龍を「返す必要の無い」と考えていたからで、最初から返すことが分かっていたらこんなに開発しなかっただろうとのこと。

「西貢」はその「新界」にある「シーフード」の有名な場所。金曜日の晩なので多くのお客で賑わっていました。海に面した魚屋さんで食べたい物を買ってレストランに行って料理してもらう形式です。素材が新鮮なことと、レストランの味付けが素晴らしいので、とんでもない至福の時を過ごすことができました。もう一度来て見たい場所となりました。下は魚屋さんの風景です。



10月17日(金)
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