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Kenの日記
by Ken
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■サイ・ババ
今日は「シルディ・サイ・ババ」について記録しておきます。サイ・ババが「シルディ」(ムンバイから焼く300Km北東)に現れたのは1872年だとのこと。上のような服装はイスラム教修行者のものです。


彼はヒンズー教の教えを説いたりコーランを引用したりしたとのこと。つまり、イスラム教、ヒンズー教両方の知識を持っていて、どっちの宗教に属するか決めらることができないのです。「サイ」というのイスラムの言葉で「神聖な」「ババ」はヒンズーの言葉で「父親」のことです。


サイ・ババは1918年に亡くなっていますが、存命中もすでに有名になっていたそうです。有名になっても、最後まで托鉢を続け、貧しい人、弱い人を助け続けたのでした。今では、インドの各都市にサイ・ババ寺院があり、「故郷シルディ」は、イスラム教徒、ヒンズー教徒双方の巡礼地になっています。


サイ・ババは一生托鉢の生活を続けました。そして、手に入れた食べ物は、貧しい人、近所の動物などと分け合って食べていたのだそうです。サイ・ババの不思議な力については、沢山の逸話がありますが、3つ紹介します。


その@ あるときサイ・ババ火を点す油を得るために、シルディの町を托鉢して回ったのですが、油商人は意地悪をして油を与えなかったのだそうです。油商人達が悲しそうなサイ・ババの後を追って、サイババの住む古いイスラム寺院に来て、サイ・ババの様子を見ていると、サイ・ババはランプに「油」のかわりに「水」を注ぎだしたのでした。サイ・ババがおかしくなったかと油商人達が考えていると、なんと「水」のランプに火が点ったのだそうです。
 
そのA サイ・ババの不思議な力を知った村人達は、病気や怪我の時にサイ・ババを頼るようになったのでした。最初サイ・ババはハーブの薬を調合して与えていたのですが、そのうちに「灰」を与えるようになったのでした。この「灰」が不思議な力があって、難病をも直してしまったのだそうです。(この辺が、サティア・サイババの「灰」に繋がるようです。)サイ・ババの点していた火は今もシルディで燃え続けています。「火」が重要な役割を果たすのは、やはり拝火教の影響だと思います。

そのB 猛烈な豪雨がシルディを襲い、村中大洪水になってしまった時のことです。これ以上雨が続くと村が全滅してしまいそうなので、村人はサイ・ババに助けを求めました。村人の話を聞いたサイ・ババが棒切れで、寺院の柱を叩いた途端、嵐が止んでしまって、美しい月を見ることが出来たそうです。


不謹慎かもしれませんが、厳しい非暴力主義を説いた「ガンジー」より、人々に慕われている感じです。
07月23日(土)
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