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Kenの日記
by Ken
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■マドゥ教会
今日土曜日SLT電話設備のオープニングセレモニーの参加するため、北部の「マドゥ」までいってきました。私も行く直前までそれがどこなのか知らなかったのですが、行って見ると大変興味深い場所でした。


まず「マドゥ」ですが、場所はスリランカ北部のLTTE支配地域の中にあります。ということで、政府支配地域から厳しい検問を経て、スリランカ政府の発行する証明書を示しLTTE支配地域にはいるのです。昨年ジャフナに行った時に「LTTE」支配地域を通過しましたが今回もやはり緊張しました。コロンボを車で朝の四時に出発し、ダンブッラには6時ごろ着きました。この後さらに北上し、A9道路をメダワッチヤ交差点で左に曲がり、マナー道路の50Km位マナー方面に向かい、そこから北上してLTTE支配地域に入りました。そこは地図上では「メドゥロードサンクチュアリ」です。つまりジャングルなのです。(往復650Kmの工程でした)


そのジャングルの中の「マドゥ」がなぜ有名でSLTがなぜ電話を付けたのかという理由ですが、この「マドゥ」にはスリランカのカトリックキリスト教信者の中で大変有名な教会があり、この教会の祭りにはスリランカ全国から何十万という巡礼者が訪れるのだそうです。教会の周囲何Kmかは聖域になっており、民族紛争もこの聖域のは全く及ばなかったのです。集落の至る所に巡礼者用の簡単な宿泊施設が建てられています。携帯電話も全く通じないジャングルの中なので、今回の電話交換設備敷設は教会からも大変喜ばれました。実際電話交換設備教会敷地内に設置されています。


さらに、なぜこんなジャングルに多くの信者を集める教会があるのか。実はこの教会に16世紀にポルトガルの宣教師によってもたらされた「聖母マリア象」があるのです。このマリア像は最初マナー島に近いマンタイの教会にあったのですが、オランダ人の侵攻によってその地を終われ、破壊されるのを恐れてジャングルの奥深くに隠されたのだそうです。その後この像を中心にした教会が立てられ、現在の姿になったのだそうです。ジャングルをを走ってたどり着いた教会は、とても洗練された大きな建物です。マリア像は50cmくらいの大きさでとても素朴な像でした。


なお、この場所と教会のことは「地球の歩き方」にも全く載っていません。ドライバー氏の話では、そこは「カタラガマ」「スリーパーダ」等と並んでスリランカ国内有数の巡礼地なのだそうです。
03月08日(土)
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